【はじめに】
今日は、8月の最終日。本来ならコレクションの中から、1つの生地をご紹介する日なのですが、落札した着物20着が来るのが少し遅れている事。
また、約200着分の解いた着物を収納している棚の前に、書いた記事の生地が山のように積まれて、取り出せないため・・・
最近ご紹介した着物生地の傾向と分析をしてみたいと思います。
【購入価格帯】
最近は1回のオークションでの落札金額は、セット物を1円~4,000円くらいの範囲で収まるようにしています。送料を入れても、どんなに高くても5,000円で収まることが理想です。
なお、単品で落札する場合は、1点につき1円~1,000円以内にしています。お小遣いで使える予算も限られていることから、あまり高いものは買わなくなっていると思います。
着物専門店さんのオークションストアの着物単価も上がってきており、最低でも2,000円前後はするため、1~2点でも送料を入れると5,000円を超えてしまいがちです。
重要無形文化財級の結城紬の落札でもない限り、食指は動かなくなっていると言えます。
【購入形態】
先ほどもふれましたが、最近は着物の10着セットとか、ハギレのセットなどを落札するケースが増えてきています。
特に最近は、「夢職」さんのセットものがお得満載なので、おススメと言えます。なんせ、先日も10着セットの落札価格が1円(別途送料が1,200円)だったのは記憶に新しいです。
本来これぞ、「材料用価格」といった感じですが、大量に買い付けていると保管場所に困るのかもしれません。
でも1円で10着って・・・いくらで買い付けているのかしら・・・
まあ、それは極端な例で、10点セットで、1,034円、243円、561円くらいの落札価格になっています。
なお、絹や交織・化繊の着物に比べて、木綿の着物は総じて落札価格が高くなる傾向があります。
材料用の木綿を調達する場合は、ハギレなども含めて選択範囲を広めにとることも必要かもしれませんね。
【購入目的】
私の場合は、とにかく最大の目的は、巾着を作ることです。最近はライフワークにもなってきました。
たまにブックカバーや枕カバーなどの小物を作る場合はありますが、大半は巾着を作っています。
【購入種類別お気に入り生地】
お気に入りの生地を種類別に上げるとしたら、最近落札したものの中では・・・
<紬の生地>
古い紬ですが、真綿紬のような感触がなんといえません。また、年代を感じさせるデザインも眺めていると昭和の初めか大正時代にタイムスリップした感じになって良いですね。
<交織・化繊の生地>
交織の生地では、次の2点が気になっています。
素敵な空色の生地がとても気に入っています。生地として見るのは良いかもしれませんが、巾着などの小物を作ってみないと、実際の見栄えは分からないかもしれませんね。
<小紋の生地>
510円で落札した着物ですが、着物を解かずに洗濯し、巾着を直ぐに作りました。
私が勤めているビルの職域食堂の「お寿司の握り体験ツアー」に海外から参加される方向けのお土産として、急きょ50個以上巾着を準備する必要がありました。
乱暴な作り方をしてしまいましたが、参会者の方には喜んでいただけたようで、作って良かったと思います。
<木綿の生地>
木綿の生地で最近落札したなかではなんといっても次の生地です。小さな絣模様がとても素敵です。丸底付巾着を作ったりしました。
【これからの目標と問題点】
いろいろ最近の傾向を眺めてきましたが、これからは、次の点に力をいれていきたいと思います。
- 真綿紬
- 素敵なデザインの化繊・交織の生地
- 木綿の絣が綺麗な生地
- 反物
などです。
反物を選んだのは、解く手間がなく、使う分だけ切り出したら洗濯してすぐ使えるからです。
あと、化繊や交織の生地でも、セット物の中に良いものがあれば狙っていきたいですね。
あと、大きな問題点として、
- 生地や着物を置く場所がない
- 小物を作る時間がない
ことが上げられます。
メジャーリーグの大谷選手の試合を見ながら着物を解き、ウイスキーを飲みながらアイロンがけ、ミシンをし、合間にアニメも見て、家庭菜園もする。
なんかハチャメチャな感じになっています。はやく、65歳になって仕事を引退できればもっと効率よく趣味の時間が作れるのではないかと思います。
囲碁もご無沙汰していますし、ゴルフも辞めました。モノの断捨離も必要ですが、趣味の断捨離も必要になってくるかも知れませんね。
今日は、隙間記事のようなテーマになってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
なお、この記事に見出しを付けていますが、ラッ子くんの記事がとても参考になりました。お礼を申し上げるとともに、ご紹介いたします。