シグナトリービンテージ グレンロセス2014 10年(ウイスキー:960)

ウィスキー名:シグナトリービンテージ グレンロセス2014 10年
容量、度数:700㎖、57.1%
原材料:モルト
購入価格:7,240円(税込)                         購入場所:目白 田中屋

 

今日は、シグナトリービンテージシリーズから、グレンロセス2014 10年をご紹介いたします。オロロソシェリー樽熟成のウイスキーになります。※

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※酒精強化ワインの一種。酒精強化ワインとは、醸造過程でアルコール(酒精)を添加することでアルコール度数を高めたワイン(赤ワイン、白ワインともあり)。

主な酒精強化ワインで代表的なものには「スペインのシェリー」、「ポルトガルのポートワイン・マデイラワイン」、「イタリアのマルサラワイン」などがあります。

特に有名なのは、シェリーでフィノ、アモンティリャード、オロロソ、ペドロ・ヒメネス 、マンサニージャなどです。

まお、酒精強化ワインの樽は、特有の風味をウイスキーに付けてくれます。シェリー樽ならドライフルーツ・黄色い系の果物の風味。ポート樽ならプラム、イチゴ、ラズベリーの風味。たまに生臭く感じる時もありますが・・・

このボトルは、目白の田中屋さんに1年ぶりにお伺いした時に、店長の栗林さんからご推薦いただいたボトルになります。

 

それでは飲んでみましょう~

 

<色合い>

・きれいな深い琥珀色

・多少赤みがかった色合い

 

 

<香り>

  • 甘酸っぱいスモモ
  • 度数が強いので、多少ツンときます
  • 飲み進むと複雑な甘いフルーツ香

 

<味わい>

  • 熟したぶどうの味わい。干しぶどうのような酸味と甘みを感じます
  • 複雑な果物の風味。マンゴー、パパイヤ、熟したバナナ。いずれもふくらみのある味わいです
  • 度数が強いのストレートで飲み続けると喉が焼けます。加水は必須ですね
  • 余韻はパパイヤ、マンゴーやバナナの乾燥した風味がします
  • 少し加水するとアルコールが暴れますが、次第に穏やかな味わいに。次第にドライな味わいが支配的になりますが、オロロソ樽の干しぶどうのような深い味わいが酸味とともに、じんわりと攻めてくる感じ。クリスピーな麦の風味も感じます
  • さらに半分くらいまで加水すると、まろやかな甘みと、穏やかな麦の風味が心地よいです。甘みは飲むほどに強く感じました
  • 余韻は乾いた干しブドウの風味が静かに残ります

田中屋の栗林店長からいただいたお菓子。たっぷり加水したグレンロセスとの相性はばっちりでした。とても美味しくいただけました。

ウイスキーと洋菓子はとても相性がいいですね。サクッとした甘い食感と干しブドウのサッパリした風味が最高のコラボでした。栗林さん、おしいお菓子をありがとうございました。

 

久しぶりにグレンロセスを飲みましたが、やはり美味しいですね。フルーツの熟した感じがかなり出ています。

オフィシャルの10年のボトルと比較するとオフィシャル10年の方が、軽快なフルーツの味わいがしていたように思えます。

今回のボトルは57度もあるので、じっくり味わうには加水しながらが必須ですが、どのくらい加水するかは好みが別れるところかもしれません。

また、当然のことながら、加水の程度により味わいは異なって感じられると思います。

私は、ウイスキーと水が同量になるまで加水したのが、一番おいしくいただくことが出来ました。

この欄の下に、過去飲んだいろいろな種類のグレンロセスの記事を掲載していますので、ご一瞥いただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

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