今日は昨年「酒育の会」の会でテイスティングした、ボトラーズもののウイスキーの最後の1本をご紹介したい思います。
ゴードン&マクファイル ロングモーン1963-2003 40%になります。
ゴードン&マクファイル社は、1895年に創業以来、シングルモルトスコッチウイスキーのリリースに注力してきた、シングルモルトウイスキーのパイオニア的存在です。
代表作は、1968年にリリースされた「コニサーズチョイス」シリーズ。
ウイスキーを注いだグラスは、個別に撮影できませんでしたが、今回飲んだ中で一番濃い、色合いで深い琥珀色が印書的でした。味わいについて次の通りです。
- ミントやシナモンを思わせる香り
- かなり樽感のあるタンニン
- 林檎や洋ナシを煮込んだような味わい
- 古木、ニッキあめ、黒糖などのイメージ
- 余韻は少しの渋みと共に、ふくよかな甘みがじんわり残ります
■まとめ■
昔の60年代後半~70年代くらいのロイヤルサルートを少し渋く、肉厚にしたような味わいが一番近いかもしれません。
私の個人的見解ですが、ロイヤルサルート=ストラスアイラメイン原酒というイメージが強かったのですが、このロングモーンを飲むと、ストラスアイラ以上に、ロングモーンの要素が強い気がしてなりません。
いずれにしても、ロイヤルサルートにハマっていた私にとって、このロングモーンは古き良き時代の銘酒と思えてなりません。
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