ウィスキー名:ゴードン&マクファイル ロングモーン 2002
容量、度数:20㎖、40%
販売者:パークアベニュー
今日は、ゴードン&マクファイル ロングモーン 2002 パークアベニューさんの量り売りで、BOTTLERS VOL.1 ボトラーズ ゴードンマクファイル 2種類飲み比べセットシリーズ をご紹介いたします。
以下、パークアベニューさんのホームページからの抜粋です。
【GORDON&MACPHAIL LONGMORN 2002】
ゴードン&マクファイル ロングモーン 2002 40%
『1stフィルシェリーホグスヘッド樽。ゴードン&マクファイル社のみに許された蒸溜所公認の『蒸溜所ラベル』は質の高さに定評があります。』
さて、早速いただいた感想ですが、
<色合い>
綺麗な麦藁色と琥珀色の中間色
<香り>
バニラ系の爽やかな香りです。やや甘い感じの香りもします。
<味わい>
最初に飲んだ時は、70~80年代のロイヤルサルートを飲んだような錯覚にとらわれました。よくよく考えれば、ロングモーンも原酒として確か使われていたはずです。どうりで風味が似ているはずです。
ロイヤルサルートよりもむしろ雑味がなく、グレーンウィスキーが入っていない分、パフューム(香水のような香り)が発生するリスクが少ないのかもしれません。
黒飴のようなまったりとした味わい、干しブドウのような風味。後味は、多少ぶどうを食べ過ぎたときに感じる青臭さを少し感じます。でも、気になるレベルではなく、モルトとしての完成度を損なうものではない気がします。
バー飲みの優れているところは、このように傾向の似たものを上手くマスターがアレンジしてくれて、ブレンデッドウィスキーへの展開も含めて、考える機会を提供してくれるところにあるのかもしれません。
頑張ってたどり着くと、バーのマスターはもうワンステップ進む、課題を出してくれたりして、肩ひじ張らず自分のペースで楽しめるのが良いと思います。
パークアベニューさんは、コロナ禍のこのようなご時世ですから、まだお伺いしたことはないのですが、「宇都宮モルト」といい、「ボトラーズもののモルトシリーズ」の組み合わせと言い、飲み手に対する配慮が結構感じられていいな、と思ってしまいます。
お盆休み前後には、栃木まで遠征してみたいと思っています。