ウィスキー名:J&B15年ヴィクトリアン
容量、度数:750㎖、43% 原料:モルト、グレーン
購入先:ヤフオク(閉店バーの譲渡品)
今日は「J&B15年ヴィクトリアン」をご紹介いたします。
一連のバーからの譲渡品ですが、ラベルの状態が少し悪いのが気になりますね。


J&Bは、黄色いスレンダーなボトルが一番印象に残っています。
あと、15年も少し太めの黄色いラベルのボトルを飲んだことがあります。
過去ボトルについては、まとめの下にリンクを貼っていますので、興味のある方はぜひご覧いただけると幸いです。
それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- きれいな琥珀色です
- 心持ち薄い色合いのように見えます
<香り>
- クリーミーな香り
- 澄んだ甘い若草の香り
<味わい>
- オイリーでまろやか
- クリーミーで甘く飲みやすい
- もっとライトでアッサリ系の味わいを期待していましたが、意外とコクもあります
- 25年ほど甘露という感じはしませんが、響のオールドボトルを思わせる厚めの総合力を感じます
- ストレートで飲むのがすごく美味しく感じられます!!
- 少し加水すると、少しドライな風味が出てきますが、まろやかな旨みは健在です
- 余韻はまろやかな甘みが静かに、しっかり残ります
J&B、久しぶりに飲みました。このまとめの下に、過去記事のリンクを貼りましたが、結構飲んできた印象があります。
25年の長熟ものを除いて、ライトで飲みやすく、フルーティーな味わいが特徴だと思います。
でも、今回の15年のヴィクトリアンは、従来のライトでフルーティーな味わいと25年もののような甘露で厚めの味わいの中間をなす、素晴らしいバランスの味わいだと思います。
バーのマスターが外見に惑わされず、美味しい状態のボトルを引き当てたのだと思います。
きっと別の15年のヴィクトリアンを入手してもここまで美味しいかはわかりません。
このボトルを入手したバーのマスターは、このようなボトルをいただくと・・・
ボトルの見た目よりも、真に美味しいウイスキーを安価に提供したいという気概を持って、バーを経営していたように思えてなりません。
今回引き継いだウイスキーの数々。オールドボトルの中でも真のウイスキー党に評価の高いものが多かったのも、その現れではないかと思っています。
そういう心意気の感じられるウイスキー達、大切に飲んでいくつもりです。