ウィスキー名:クラガンモア12年
容量、度数:750㎖、40%
原材料:モルト
購入価格:27,000円送料:850円 ゆうパック購入場所:個人 輸入者:スコッチジャパン株式会社
今日はオールドボトルのクラガンモア12年(スペイサイド標記)をご紹介いたします。
以前から気になっていたボトルですが、やっと入手することができました。コレクターの方が集められていたものです。
このボトルについては、すでに予告記事を先だってアップしております。
ラベルは多少古びていますが、ボトルとしては90年代前半のものではないでしょうか。
世界の銘酒辞典でしらべましたが、登場してからしばらくは同じ写真のため、このラベル以降の切り替わる時期を把握することができませんでした。
ラベルでいうと、このミニボトルのラベルが、この後のバージョンになります。クラガンモアの飾り文字のようなロゴの上のリボンの中の文字が、「スペイサイド」から「モルト」に変化しています。


コルク栓もくたびれていて、新しいものと交換しました。


上の記事は、2番目に古いボトルをミニチュアボトルで飲んでいます。よろしければ、ご参照ください。
それでは今回のボトルを飲んでみましょう~
<色合い>
・少し薄い黄金色。きれな色合いです
<香り>
- 開栓すると30年以上の眠りから覚めてか、プシューッツという音と共に「華やかな香り」が部屋一面に広がります
- 香りは次第に収斂し穏やかな、さわやかな甘い香りに変化します
<味わい>今回はストレートで飲んでいきます
- 直近のボトルがドライ感とフルーツ感が前面に出るのに対して、コクのあるうまみが引き立つ感じがします
- フルーティーな味わいは遅れてやってくる感じがします
- どちらかといえば、1つあとのオフィシャルボトル(私のブログではミニチュアボトル)の味わいをよりワイルドにした感じの味わいです
- カルメ焼きのような、焦がした麦のようなまろやかな麦感が強くアピールしてきて、飲むほどに適度な心地よい自己主張が感じられます
- 余韻はそよ風に藤の花の香りが微かに伝わってくるような風味と、上質なクリームパンのような味わいが感じられとても満足感があります。飲みごたえのある旨いウイスキーですね
クラガンモアのオフィシャルボトルは、一応全部制覇したかたちになります。
正直、今回の一番古いボトルは一番飲みごたえがあるボトルでした。でも、5,000円前後で買える現行ボトルもとても美味しいボトルですね。
いつの時代のクラガンモアもとてもおいしいウイスキーであることには変わりありません。
正直、どのクラガンモアを選ぶかは、個人の好みの差で分かれるだけかと思います。
それにしても、あらためて現行ボトルを飲んでみると、クラガンモアの現行ボトルのコスパの高さを思い知りました。
また、ブレンデッドウイスキーとして、オールドパーやクレイモアなどに使われたことも納得ができる気がします。
クラガンモアがとても秀逸なウイスキーであることを改めて認識した次第です。
バーで見かけたらどの時代のクラガンモアでも、一度は飲まれることをおススメいたします。