今日は、久しぶりに底付巾着を作りました。最近なかなか底を縫い口に上手く合わせられなくて、作るのに一苦労しています。
今回も良い出来ではないのですが、なんとか形になりました。もう少し底の幅を均一に縫えると良いかなと思っています。まだまだ修行が足りない感じですね。
今回は、表の生地は、お気に入りの上代紬の衿の部分を使っています。
この生地は藍色がとても美しく、お気に入りの生地の1つです。このような素敵な生地を入手できると、生地集めが止められなくなってしまいます。
底は先日購入した重要無形文化財の結城紬の衽の部分を使いました。
少しパステル調の色合いや、優しい肌触りがとても気に入っています。紬生地での小物作り、とても楽しいです。願わくはもう少しスキルが伴うと良いのですが・・・
裏地はシーチングですでに作り置きしてありますので、合わせて縫い付けるだけでした。針の圧力調整が上手くいっていないためか、表地用の紺の糸が少し裏地に見えています。全く・・下手ですね。
底付巾着は何と言っても、底の部分の縫い付けが一番難しいです。今までは帆布を使っていましたが、伸びる場合があり、イマイチ上手くいきませんでした。
今回からは、同じ紬の生地で、厚さと柔らかさをあわせて、縫おうと思いました。
結果として完成はしましたが、底と紐通し口までの左右の長さが合わずに、やり直しをしたり、結構時間がかかってしまいました。
まあ久しぶりですから、こんなもんかもしれませんね。
ウリボウ達が何か言いたそうです。
ウリボウ怒り型『もう少しうまく作れっ!』
ウリボウトホホ型『これが精一杯ウリ~』
まあ、今回は久しぶりだし、完成したので個人的には納得するしかないと思っています。
これからもいろいろな小物を作れるように勉強していきたいですね。私が勤務している新宿には縫製の教室(学校)もあるようですので、探してみるのもの良いかもしれません。
ゆくゆくはアロハシャツなども作れるようになりたいですし。
六十の手習いですが、機会があればくじけずにチャレンジするのも良いと思っています。
今日は、お粗末な作品をお見せして失礼いたしました。生地だけは山の様にありますので、時間を作って少しずつ小物を作っていくつもりです。
引き続きよろしくお願いいたします。