新宿おススメのBARその1 バー・スティラージュ B1 続編

今日は、先日お伺いした西新宿のBAR、スティラージュさんを再訪いたしましたので、その様子をお伝えいたします。

この記事は、もう少し早くアップする予定でしたが、寝落ちして、明け方近くに書いています。

このボトルは、コンパスボックス社が日本市場限定品としてリリースしたボトルで、スリーリバーズ創設20周年を祝うブレンデッドモルトのボトルになります。


ネーミングも洒落ていて「シェア、エンジョイ、セレブレイト」。きれいな花柄のボトルは、お祝いの雰囲気が感じられてとっても素敵です。総生産数は1,512本で、公表されているレシピは、

  • カリラ蒸留所のリフィルシェリー樽が39%
  • アードモア蒸留所のファーストフィルシェリーシーズニングのホッグスヘッド樽が25.5%
  • グレンエルギン蒸留所のリチャーしたバレル&ホッグスヘッド樽が19.1%
  • ボウモア蒸留所のリフィルバーボン樽が5.7%

などが、主な構成原酒になっています。ボトルの裏ラベルにも蒸留所名が記載されていますが、例によってピンボケ写真。これはもう、機会を見てボトルを買うしかないですね。

参考までに、輸入元のテイスティングノートを記載しておきます。


 【輸入元 テイスティングノート】

  • 暖かく甘いスモーク、ヨード、オーク、奥にワクシーなグレープフルーツ、ボディは甘いスモーク、ヨード、ソルト、ワクシー、ゆっくりグレープフルーツキャンディー
  • フィニッシュはビター&スモークからソルティーへと続いていきます。熟成感もしっかりとあり、甘いスモーク
  • 骨太なヨード&ソルトにワクシーなボディ、奥からグレープフルーツキャンディーのフレーバーが素晴らしく心地よい

私自身、飲んだ印象としてはクリーミーで、上品な味わいの中にスモーキーな味わいがじんわりやって来る感じがとっても良かったと思います。

そしてさらに、スモーキーさが去った最後の余韻にフルーツ感のある味わいが、香り高い花束の香りとともにやって来る。

とてもおいしい一杯だったと思います。このウイスキーを提供できるバーは新宿でも数少ない気がします。

こういうボトルをいただくと、バーの潜在的な実力の高さを伺い知ることが出来る気がします。

それにしても、レシピを見ると6割以上スモーキーなウイスキー原酒で構成されていて、フルーティーな風味は、グレンエルギン蒸留所の原酒約2割が主に担っていることになります。

香り高い風味と旨さは、グレンギリーの長熟のボトルのような味わいを感じましたが、このボトルで使われているグレンエルギンも、ただものではない気がします。

uribouwataru.com

いずれにしても、バー飲みの素晴らしさの1つに、個人でいきなり買うにはハードルの高いボトルをリーゾナブルなお値段で試飲することができるのも、大きな魅力の1つだと思います。

このウイスキーは、少し贅沢な香り高い風味のスモーキーウイスキーを飲みたい方に、是非ともおすすめしたいと思います。

 

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