ウィスキー名: ジョニーウォーカーレッドラベル 現行ボトル
容量、度数:30㎖、40%
販売者:Shot Bar Online HITOKUTI WHISKY
今日は、「ジョニーウォーカーレッドラベル 現行ボトル」をご紹介いたします。Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYさんの量り売りです。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYのホームページより
『多彩な個性をもつスコットランド屈指の蒸留所で熟成されたウイスキーのみを集め創られる、世界で最も売れているスコッチウイスキーレーベル。
力強く個性的で、カクテルベースとしても色褪せないバランスを誇る。』
それでは飲んでみたいと思います。参考までに、80年代のジョニーウォーカーレッドラベルのミニボトルが出てきましたので、比較しながら進めたいと思います。
<色合い>
- 両者とも落ち着いた色合いの琥珀色
<香り>
- いずれもフレッシュでわずかに甘い香り
<味わい>
(現行ボトル)
- シンプルで飾り気のない味わい
- 癖がなく、非常に飲みやすい
- わずかにスモーキー、わずかな甘み
- 余韻はわずかな甘みが静かに残ります
- 加水ですごくマイルドになると共に、味わいはすごく淡白になります
- 加水後の余韻は、仄かな甘みとわずかにスモーキーな味わいが穏やかに残ります
(80年代ミニボトル)
- わずかに古酒独特のエグミ
- エグミの中に複雑なフレッシュなフルーツの風味
- 七色のフルーツ牛乳の味わい
- 時間の経過と共にエグミは少なくなりさらにフルーティーな味わいに
- 余韻はフルーティーな甘みがゆっくり残ります
- 加水するとかなり穏やかな味わいになります
- 加水後の余韻はわずかな甘みが静かに残ります
たまたま出てきた80年代のボトルも開封して、一緒に飲みましたが、フルーティーな複雑な味わいは、80年代の特級表示のボトルに軍配があがります。
以前BS放送のウイスキー番組を見観たとき、メーカーのスタッフがジョニーウォーカーレッドラベルを紹介していました。
メーカーの考え方としては、カクテル、ハイボール、水割りなど、ストレートで飲むよりは、何らかの手を加えた形で飲むことを想定しているようです。
それでも、今回ストレートで飲んでみましたが、どことなくキーモルトを感じることは
できるし、加工しなくてもそこそこマイルドで飲みやすいウイスキーだと思います。
それでも、ポイントとしては、ストレート(単体)での味わいは、旧ボトルの方に軍配(90年代くらいまで)があがりますが、水割りなどにすると癖のない現行ボトルの方が飲みやすい気がします。
確かにハイボールにすると、エグミがなければ80年代くらいの旧ボトルはとても美味しいですが、当たりボトルはそれほど多くない場合もあるので、確実に同じような味わいで楽しめる現行レッドラベルは、バランスのとれたウイスキーではないかと思います。
オークションだと1000㎖や200㎖なども混在して間違えやすいですが、1,000円を切る値段でも結構探せます。たまに6本で5,000円とか、10本で数千円~のスタートもありますので、ハイボールや水割り用のウイスキーとしては、一番コスパの良い、美味しいウイスキーではないかと思います。
原酒は、たくさんの蒸留所の原酒が使われていますが、癖のないカーデュ、スモーキーなタリスカーなどは感じることが出来る気がします。
水割り、ハイボール用などに迷ったら、変なウイスキーを買うよりは、よっぽど納得感が得られるウイスキーではないかと思います。