さよならバランタイン17年青陶器ボトル

この記事が公開される頃は、池袋で奥さんと映画を観て、その後は焼き肉ランチでゆっくり過ごしていると思います。この記事は、前の晩の夜中に書いています。

今飲んでいるのは、バランタイン17年の陶器ボトルです。正式名称は、ストーンジャグかもしれません。

 

陶器ボトルですから、重たく感じてまだ中身が結構あるかと思っていましたが、グラスに注いで見るとツーショット分くらいしかありませんでした。

 

このボトル、多くは黒のボトルが多いのですが、稀に青ボトル、時代は下って赤茶色のボトルなども存在します。

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黒い陶器ボトルに比べて、青の陶器ボトルは味わいがライトに感じましたが、おそらく時期によるブレンド比の違いか・・・

むしろ構成原酒の味わいの変化があったのかもしれませんね。

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以前の記事も参考までにリンクを貼らせていただきました。ブログを始めた頃の記事ですの、イマイチな内容かもしれませんが、興味のある方は、一瞥いただければ幸いです。

まあ、かなり以前のボトルですから、コルクの状態など保存状態で随分、味わいも変わっているのだと思います。

 

それでも、このボトルについては、十分なコクとまろやかな旨みがあり、オールドブレンドウィスキーの数々の銘品に真すると劣らない風味を感じます。

高級ブレンデッドウィスキーの名に恥じない素晴らしい味わいですね。これで空になってしまうのが寂しい限りです。

 

人との別れもそうですが、ウイスキーとの別れも、思い入れがあればあるほど、寂しいものです。

この手のオールドブレンデッドウイスキーは、年々数が少なくなってきており、状態も経年で状態が劣化していく懸念は尽きないと思います。

それでも、澄んだ甘い香り、複雑なまろやかな味わいの中に、わずかに感じるピート感。

バランタイン17年の味わいは、サントリーのブレンデッドウィスキー「響」のオーケストラ的な味わいを連想させてくれます。

空になったボトルは、保管する場所もないので捨ててしまいますが、中身が無くなるのと同じくらい、飲み終わった陶器ボトルとの別れは寂しいものがあります。

 

このボトルの姿かたち、味わいを過去に鬼籍に入った親しかった人たちと同じように懐かしく、時に寂しく覚えていられればいいなと思っています。

予約記事で申し訳ございませんが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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