ウィスキー名：MILK＆HONEY ELEMENTS SHERRY CASK ミルク&ハニー エレメンツ シェリーカスク
容量、度数：30㎖、46%
販売者：リカーライブラリー
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今日は「MILK＆HONEY ELEMENTS SHERRY CASK ミルク&ハニー エレメンツ シェリーカスク」をご紹介いたします。リカーライブラリーさんの量り売りです。
リカーライブラリーさんのホームページより
ミルク&ハニー エレメンツ シェリーカスク
【商品について】
樽の個性とイスラエルの気候による熟成の味わいPが感じられるようピックアップされた原酒をヴァッティングしたエレメンツシリーズの1つです。
スペインのへレスにて1年間オロロソとPXシェリーの熟成に使われたのちイスラエルで認可を得たコーシャルシェリー樽を使った原酒40%とバーボン樽原酒55%、STR赤ワイン樽原酒5%の割合でヴァッティングしたウイスキーです。
【公式テイスティングノート】
＜香り＞
穏やかなオーク、カラメルの香り、レモンのフレッシュさに加え、豊かな赤い果実が引き立ちます。
＜味わい＞
ミディアムボディ。シェリー由来の軽いフルーティーに濃厚なフルーツとダークチョコレート、その後に穏やかなオークが続きます。
＜フィニッシュ＞
余韻は長く、ダークチョコレートが広がりながら、後からタバコとオークが現れます。
【蒸溜所について】
2012年にイスラエルで人口が2番目に多い都市であるテルアビブに設立されたイスラエル初の蒸留所となるミルク&ハニー蒸留所。
旧約聖書にも登場する乳と蜂蜜が流れる肥沃な大地というところから名前が付けられています。ITエンジニアのガル･エルクスタインによって設立され、初代マスターディスティラーには故ジム･スワン博士が就任。イスラエルの地に適したウイスキー造りができるよう助言をえています。
イスラエルは年間のうちおよそ300日が晴天となるため、ウイスキーの熟成はとても早く、その中で最低3年熟成をおこなうことで独特の味わいを生み出しています。
都会の蒸留所なので水源は水道水をろ過したのち適した水質となるよう調整して使用。蒸留器は中古サイトで見つけたルーマニアに眠っていた蒸留器を修繕したものと、ドイツのカール社製のものを使用しています。
熟成にはバーボン樽や赤ワイン樽、STRワイン樽をはじめ、イスラエルらしいコーシャル（戒律に基づく認定を受けること）シェリーやザクロワインの樽、ラム樽などを使用しています。
では実際に飲んで行きましょう～
＜色合い＞
- 薄めのやや赤みがかった琥珀色
＜香り＞
- 微かに甘い香り、飲み始めるとフルーツの優しい香り
＜味わい＞
- まろやかな甘さ
- クリーミーでとても滑らか
- 香りと甘い味わいのハーモニーが絶妙
- 嫌味のないシェリー感がすばらしい
- 余韻としては、やや乾いた滑らかな甘みがしばらく続きます。最後に麦のテイストが少し来ます
- 少し加水すると、別の表情が。麦のしっかりした味わいが引き立ちます
- 加水後の余韻は、麦の微かな甘みと辛口の酸味が穏やかに残ります
コーシャルシェリー樽を使った原酒40%とバーボン樽原酒55%、STR赤ワイン樽原酒5%の割合でヴァティングしているためか、このボトルもバランス感に優れています。
マンゴーやパパイヤなどのフルーツの盛り合わせのような、素晴らしい風味がなんとも言えません。女性におススメの味わいだと思います。
意外だったのは、加水した味わい。全く別の表情を見せます。個人の好き嫌いのレベルだと思いますが、私はストレートで頂いた方が、断然自分の好みには合う気がしました。
それにしても、この蒸留所、いろいろな種類のウイスキーをリリースしているのには驚きです。様々な種類の樽で熟成させた原酒を組み合わせる技術は、すばらいしいものを持っていると思います。
