もともと、シングルトンという名称のボトルは、オスロスク蒸留所で生産されているウイスキーの名称でした。

そのオスロスク蒸留所は、1972年、ブレンデッドウィスキーJ&Bのブレンド用ウィスキー供給目的で建設された蒸留所で、シングルモルトウィスキーもオスロスクのの名前で発売されました。

最初の頃の発売されたウィスキーはこのブログでも過去ご紹介しています。
なお、オスロスクという名前は発音しずらいため、1986年からはシングルトンという名称で発売されることになりました。

その後、ディアジオ社の傘下に入ってからは、ディアジオ社がマーケット別に商品を名をかえて販売している関係で、「オスロスク蒸留所」のほかに「グレンダラン蒸留所」、「グレンオード蒸留所」、「ダフタウン蒸留所」の所有している蒸留所のシングルモルトにも、『シングルトン』という名称を使っているのです。日本で売っているシングルトンは、オスロスク蒸留所以外の蒸留所のシングルモルトである場合もあるの注意が必要です。

長くなりましたが、このウイスキーは、オスロスク蒸留所の寝具rモルトではなく、ディアジオ傘下のグレンオード蒸留所のシングルモルトだということです。

このボトルが現行ボトルなのかは、今後も確認していかないといけませんが、実力のあるボトルではないかと思います。

多少の雑味があっても、大胆な複雑な味わいは十分評価するに足る、堂々とした美味しさを感じることが出来ると思います。