購入年月日:2022年3月5日
購入場所:個人
購入価格:1,000円(税込、 送料別途)
商品状態:開封済ウィスキー(ヤフオクにて落札)
原料:モルト
度数、容量:40%、700㎖
輸入者:不明
今日は、今年の3月にオークションで落札したグ シングルトン(グレンオード)12年をご紹介いたします。
開封済みのウイスキーを個人のマニアの方からヤフオクで落札したものです。
さて、早速いただいた感想ですが、
<色合い>
- きれいな琥珀色です
- 少し紅茶のような色合いも
<香り>
- 澄んだハッカの香り
<味わい>
- 最初は華やかなクリーミーさが現れます
- 複雑な旨味をミックスしたフルーツジュースのような風味です
- 上品なコクのある旨味の陰に、ほんのわずかに雑味を感じます
- しかし麦のうま味をミルフィーユのーケーキのように重層的に重ねた旨味が感じられます
- 華やかな複雑な味わいが残ります
- ほんの少しの加水で完全に雑味は消え、甘いフルーツの風味が引き立ちます
- 反面、加水後の余韻は控えめになりますが、ドライなマイルドな甘みは印象的です
もともと、シングルトンという名称のボトルは、オスロスク蒸留所で生産されているウイスキーの名称でした。
そのオスロスク蒸留所は、1972年、ブレンデッドウィスキーJ&Bのブレンド用ウィスキー供給目的で建設された蒸留所で、シングルモルトウィスキーもオスロスクのの名前で発売されました。
最初の頃の発売されたウィスキーはこのブログでも過去ご紹介しています。
なお、オスロスクという名前は発音しずらいため、1986年からはシングルトンという名称で発売されることになりました。
その後、ディアジオ社の傘下に入ってからは、ディアジオ社がマーケット別に商品を名をかえて販売している関係で、「オスロスク蒸留所」のほかに「グレンダラン蒸留所」、「グレンオード蒸留所」、「ダフタウン蒸留所」の所有している蒸留所のシングルモルトにも、『シングルトン』という名称を使っているのです。日本で売っているシングルトンは、オスロスク蒸留所以外の蒸留所のシングルモルトである場合もあるの注意が必要です。
長くなりましたが、このウイスキーは、オスロスク蒸留所の寝具rモルトではなく、ディアジオ傘下のグレンオード蒸留所のシングルモルトだということです。
このボトルが現行ボトルなのかは、今後も確認していかないといけませんが、実力のあるボトルではないかと思います。
多少の雑味があっても、大胆な複雑な味わいは十分評価するに足る、堂々とした美味しさを感じることが出来ると思います。