ウィスキー名:シングルトン オブ グレンオード12年
容量、度数:30㎖、40 %
販売者:Shot Bar Online HITOKUTI WHISKY
今回から久しぶりに3回連続で、量り売りのウイスキーをご紹介いたします。
従来は、シングルモルトとしてあまり発売されてこなかった蒸留所のモルトウイスキーになります。それゆえ、シングルトンシリーズとしてリリースされているようです。
最初は「シングルトン オブ グレンオード12年」になります。Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYさんの量り売りです。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYのホームページより
『シングルトンシリーズより、グレンオード蒸留所。
主にヨーロピアンオークで熟成され、モルトマスターが見極めたタイミングでボトリングされている。』
では、実際に飲んでみましょう~
<色合い>
- 綺麗な琥珀色
<香り>
- 樽の香りが心地よいです
- 多少ツンとくる深いウイスキーの香り
<味わい>
- 飲みやすくクリーミーな味わい
- 少し焦げた麦の風味が次第に甘いカルメ焼きに
- 12年熟成とは思えないほど軽快な味わい
- クリーミーなー甘さはシェリー感に収斂されます
- 余韻は多少ドライですが、しっかりした旨味とさわやかな後味が残ります
- 少し加水すると、酸味が際立ち甘みも良い感じになります
- 麦感が弱まり、バランスがとても良くなります
- 加水後の余韻は、酸味と旨みが静かに残ります
シングルトンシリーズ、以前は一本だけ飲んだことがあります。今回のものよりも、麦感はそれほど強くなく、もう少し複雑な味わいのようでした。
それにしても、普段のみで水割りで飲んだり、加水して飲んでおいしいウイスキーは、体にやさしく、個人的にもすごくおススメです。
今回飲んだ印象は加水しないと麦の風味が強く出すぎている感じがしますが、加水することによって美味しさのすそ野が広がり、食事中に飲んでもワインのように気軽に楽しめるように思えます。
ネット酒店で買うと4,000円前後。国産のウイスキーも値上げラッシュでで買いづらくなる中、加水して飲んで美味しく、4,000円前後で買えるボトルは有難いと思います。
唯一の欠点はシングルトンシリーズは知名度がないことくらいかもしれません。
もともとはブレンデッドウィスキー用に供給される原酒としての用途が主だったから、仕方がないかもしれませんが、これからは徐々に人気が出てくるかもしれませんね。