お買い物人生論~皆様の反面教師のuribouより~

いつもご訪問いただき、ありがとうございます。

今日は、お買い物(お金の使い方)について触れたいと思います。

今回は、かねてから行きたいと思ってためていたスコットランド行の旅費が消えていったお話や私の金銭感覚について触れます。

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uribouの両親は父が93歳、母が83歳で2人ともいろいろな病気は経験していますが、今現在とっても元気です。

父は新しいものが好きで、歌謡番組の視聴やヤクルトスワローズ、相撲の応援で37インチのテレビとケーブルテレビの導入などで結構老後生活をエンジョイしています。AUの電話器もいつも最新のものを飛びついて買い、毎月かなりの電話代を払っているようです。

母は、趣味の手芸が最近は目の調子が今一つで、あまりやらなくなってしまい、主にテレビで映画やドラマなどを見ています。

そんな父が数年前くらいから、新しいテレビが欲しい、できれば有機ELの大きいの、とちょくちょく言っていました。

そして、ついに運命の時がきたように、見ているテレビ、液晶に変な線が入ってきて、見ずらいと最終段階に入ったように訴えてきました。

今日びっくりドンキーにお昼を食べに行った帰りに、いなげやの上の電気屋さんにいくことにしたのです。

買うなら、ソニーの55インチの4K有機ELテレビが欲しいとのこと。

値段を見たら、20万円以上するのです。壊れたテレビの引き取り代、5年保証などを付けて、根切に値切って、20万円ちょっと。

父の熱意に根負けして買うことになりました。

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ソニー公式ホームページより

https://blog.hatena.ne.jp/uribouwataru/uribouwataru.hatenablog.com/edit?entry=13574176438079482951

 

先般奥さんに地震保険代をたかられ、今度は父に無心されて旅行のために蓄えていたお金が消えていくことになりました。

まあ、私も実家で食事をごちそうになるときもあるし、大谷選手の活躍が大型の4K有機ELテレビで見れるならいいやと思い、ついつい買ってしまいました。

支払もPayPayで一瞬でサクッと終わってしまいます。

スコットランドも当面行けそうにもないし。93歳の父に年齢を盾に無心されると、ついつい財布の紐もゆるくなってしまいます。

私は、よく思うのですが、この手の買い物。結構そこそこのお金持ちの人の方が、堅実に買い物をしているように思えます。(金持ちほどケチ)

うちの様な貧乏人の方が、少しでもお金に余力があると、買ってしまうのだと思います。そういえば、昔から新しい電化製品などが出ると、カードローンも駆使して、買っている父の姿をよく目にしました。

私も遺伝なのか分かりませんが、パソコンやテレビやステレオなど、借金までしてかなり買い込んだ記憶があります。

 

我が家にはほんとうに貯金がありません。父も母は年金がでると、2人で年金を分配し、各々好きな物を買って、2か月分の年金を綺麗に2か月のうちに使い果たします。

恐らくそれが2人の長生きの秘訣だと思います。長生きしたかったら、我慢することをやめる。そういう風に思っているようです。

私も、浪費をしてこなければ、とっくに住宅ローンも終わり、65歳までは働かなくても済んだかもしれません。

でも、今みたいにかつかつの時間のなかで、時間追われながら、自分達の使いたいようにお金を使って生きていくことも、退屈しないで長く人生を生き抜くためには、必要なことではないかと思います。人それぞれだと思いますが。

 

私には時間がどれだけ残されているか分かりませんが、60歳の私の方が、93歳の父よりは、時間は多少残っているように思えます。

ですから、これからも多少のわがままには付き合えると思います。母にも、出来るかぎり何かしてあげたいと思っています。

 

4年間の単身赴任で自炊もかなり節約してできるようになったと思います。

基本的には税金等が上がらない限り、今通知が来ている年金額に、5年間追加で働いた分が加われば、最低限の暮らしは出来るのではないかと考えています。

『老後の2000万必要だ問題』は、月々のゆとりある生活費30万ちょっとと、公的年金の夫婦の平均受取額、20万ちょっとの差額8~10万を収入がなくなってから20年間くらいを、年金のみで暮らす場合不足する合計額を指して言っていると思います。

確かに年金から介護保険料などを引かれると、税金や光熱費・医療費をきちんと計画をたてて生活する必要はあるかもしれません。

でも、高齢者が用心して節約してお金を貯め込んで、使わないで死んでいく構図があるのも、悲しい日本の高齢者の一面としてあるのではないでしょうか。

結局失われた20年の日本の世の中、総じて多くの人は我慢して、倹約的で堅実な生活をしてきたのだと思います。

もう少し、欧米ライクな時間の使い方、お金の使い方に、浪費的な考えも含めて、ゆとりがあってもいいのではないかと思います。(あくまでも個人の意見です)

 

最近ウイスキー行脚で使ったお金や新規に買ったウイスキーも、かなりの金額です。

もう十分するぎるくらい、使ったと思います。これからは、食費もウイスキー代も節約していけると思います。

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それは、ゴルフの会員権浪費、運用の大失敗など多くの経験とともに学んだことが、多少はいかされているのだと思います。思い残すことがないくらい使う!

多くの方のブログを見ると、かなり節約されて貯金をされたり、運用でたくさん稼いだりして、うらやましい限りです。(くれぐれもお金使う前に死なないでくださいね。)

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私も先物(デリバティブ)で運用をしていたときは、ほとんど寝ないでお金を追いかけていたと思います。

一晩で大きなお金が入ってきたかと思うと、予想外の事が起きて多額のマイナスが出ることも多かったです。苦労してもうけた金額の倍以上のマイナスに何回もなったり。

たくさんプレーできたゴルフの会員権は損切で売っても元は取れたと思いますが、株や先物は1000万以上のマイナスになっていると思います。

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※写真は運用失敗のイメージ映像です。カラスさん、すいませんです。

 

uribouの運用の基本方針は『小さく儲けて大きく損する』(結局、運用引退)。

人生の哲学は、『がまんしないで欲しいものはなるべく買う』。(貯金ちょっぴりの60歳)

それでも行けるうちは、行きたいと思います。

本当は、65歳までの5年間で退職金の一部を年金でもらい、半分になる収入を補いながら生活するので、少しは貯金をしなければいけないのです。

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でも、両親も奥さんも、そして私も、貯金できない家族は、見通せない世の中をこのポリシーで突き進むと思います。(長男も最近その傾向あり)

くれぐれも、コメントやブックマークに、『こんな無駄遣いはしないように』とか、『少しは考えてお金を使うように』とは書かないで下さいね。

心ひそかに、反面教師の人だと思ってください。

(元経済研究所勤務、ライフデザインセミナー・マネーデザイン担当講師uribou記す)

 

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