最近は小さな幸せに心が躍る時があります。
もうじき会社を離れる時が近づいてきて、意識の矛先が少しずつ会社の仕事から、自分自身に向き始めているのだと思います。
目標を持って仕事をしていると、それを達成できるかどうかなど、結構はっきりした大きな意識の向け先があって、それをこなすことがとっても大切な優先順位となり、また多くの緊張感となっていたのかもしれません。
それができなかったりすると、不安な気持ちになったり、イライラしたりと、仕事にばかり気を取られていたのだと思います。
今までの日常生活でも、自分の心や気持ちに満足感を与えてくれるものがたくさんあるのに、気が付かなかったのかもしれません。
最近はというと、あまり大きな喜びでなくても、小さな出来事でも幸せを感じる時が増えてきたような気がします。
先日、セイコーマチックの『王冠イルカ』の腕時計を落札したことをご報告いたしましたが、その腕時計が包まれていた入れ物の小さな箱が、ちょっと素敵だったこと。


また、今朝ビル地下一階のファミマに顔を出したら、お酒コーナーに「白州の小瓶」が置いてあって2本買えたこと(4本おいてありました)。
テナントのお店から、退職祝いのお花を頂いたことなど・・・


それほど大きな喜びでなくても、小さな幸せを感じることができるようになったのかもしれません。(お花はかなり嬉しかったですが・・・)
さて、今月末でいよいよ社員は終了。2か月間の嘱託期間になり、勤務時間も少なくなります。この2か月間は引退の助走期間といった感じになります。
その間に老後の生活について少しは考えていければと思います。まずは、家庭経済の話ですね。
「使えるお金」と「使うお金」のことをしっかり考える。「使えるお金」は、少ない退職金と公的年金と貯金。これらは申し上げることがはばかられるほど少なく、夫婦の医療費などを考えると不安なくらいです。
あと、これまた少ない失業保険が8か月。それが終わっても、公的年金開始までは6か月あり、働くか年金を繰り上げでもらうか。
できれば年金を繰り上げでもらう金額を確認して、65歳でもらう金額とそれほど差がなければ、繰り上げでもらうのがいいのかもしれません。
そうやって考えていくと、我が家は使えるお金がほんとうに少ないことが判ります。
次は、「使うお金」。任意継続の健康保険料。年間50万。高いですね~2年で100万。年金をもらい始めれば、会社の特例退職被保険者制度の健保に入れますが、これも年間50万。これを何年も払うとなると、気が遠くなります。
早いうちに国民健保に切り替えるしかないと思います。10万円くらいは年間浮くように思えます。
あとは夫婦の医療費。対策として会社の医療保険や個人のがん保険を継続するとその保険料も。
使えるお金は限られているのに、使うお金はいくらでもあります。「限られた使えるお金をいかに優先順位をつけて割り振るか」、悲しい作業ですが、やるしかないと思います。
そうなってくるとパンドラの箱の最後に残ったものは、小さな幸せを見つけることではないかと思います。
高いウイスキーを買えなくても、グランドセイコーが買えなくても、スコットランドにウイスキー蒸留所ツアーに行けなくても、日常生活でいかに小さな幸せを見つけられるかにかかっている気がします。
そのためには「わずかな使えるお金」や「時間」を大切に使い、時には丁寧に使い、小さな幸せで喜びを感じることができるよう「訓練・習慣づけ」をしていくことが重要だと思います。
このブログでは、身近で背伸びしなくても手に入るお酒をメインターゲットに、たまには旅行や散歩など身近な出来ことなどを取り上げていけたらいいいですね。
着物の生地での巾着づくりも、精神統一にはとってもいいので、雨の日などには取り組んでみたいと思います。
駄文になりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。