還暦を迎えて

60年前の8月27日に私は生まれました。子供の頃は虫取りばかりして、あまり勉強せず、母親に習うように言われて行かされたエレクトーンやピアノの習い事が嫌で仕方がなかった記憶があります。

 

小、中学校と公立に通った後は、私立の高校、大学へと進みました。高校は一応は進学校ですが、私の頃はそれほどでもありませんでした。卒業生の中にはユニークな企業家もいれば、将棋のプロになった人もいます。

 

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大学では、かなり真面目に勉強して、オール優に近い成績で卒業しました。一年間は授業料免除になっています。

卒業後は、私は、家がそれほど裕福ではなく、お金に困る生活はいやだったので、保険会社に就職しました。最初のうちは良かったのですが、後にはメーカや商社、マスコミに就職した大学の同期からは収入面では離されていた気もします。

今となっては、どうでもいい話ですが、投資も上手くいかず退職金も住宅ローンの返済でわずかしか残りませんので、やむなく安い賃金で65歳まで今の出向先のビル管理会社で働くことになりそうです。

残念ことは、関連会社の研究所のライフデザイン事業部で、ライフプランセミナーの講師をしていたにも関わらず、自分のライフプランについては、最後まで真剣に考えなかった事かもしれません。先が見えることがいやだったのかもしれません。

もう少し早く、はてなブログで金井戸さんがおススメされているワトルズの考え方にでも触れていたら違ったかもしれませんね。

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公的年金の水準や老後の生活費については、イメージが頭に焼き付いているので、65歳からの年金受取額の通知を受け取っても、予想通りなのであまり驚かなかったのが実情です。ほんとうに払った割に少ないですね。

 

暗い話になってしまいましたが、これからは明るい話も。

家族からもらった美味しいウィスキー「バルヴェニーTUN」を今飲んでいます。ほんとうは、今日受け取る予定でしたが、慣れない仕事に戸惑っている私に、お祝いの先渡しをしてくれたものです。うれしかったです。

辛い時に少し味わう、上等なウィスキーは希望の仕事につけなかった私にとって、何よりの慰めになっていました。

 

あらためて、還暦になった今、このウィスキーを飲みながら、この文章を書いています。

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ウィスキーもいろいろ飲んできましたが、私の好きなバルヴェニーの中でも、TUNは別格の旨さだと思います。

1401シリーズは高くて手が届きませんが(それでもいつかは飲んでみたい)、私の知りうる、最高峰の味わいではないかと思います。

ブランデーも美味しいものはありますが、甘すぎるきらいがありますし、スモーキーなウィスキーもたまに飲むには美味しいと感じますが、私は毎日飲みたいとは思いません。

深みのあるコクのある味わいと、やや甘めのクリーミーな喉越しは、こたえられないものがあります。

 

あとは、私の好きな紬を引っ張り出して、ゆっくり眺めています。お気に入りの紬の1つです。
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とても柔らかい肌触り、高級品の結城紬のような色合い。6年前に購入した時は700円ちょっとですが、状態もよく大切にしている紬です。

部屋の整理ができたら、まずはこの紬で底付きの巾着を作り、お気に入りのスキットルにバルヴェニーのTUNを入れて、遠出はできないので、近くの公園の森の中でも散策したいと思います。

 

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いつになく、しょうもない話にお付き合いいただきありがとうございました。

 

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