紬とウィスキー

ウィスキーの感想と紬生地の愉しみ方などを掲載していきます!

ウィスキー(344)バルヴェニーTUN1509 バッチ2

今日はバルヴェニーTUN1509をご紹介いたします。本来なら8月の誕生日に定年のお祝いでいただく予定だった品物です。バッチNOは、2です。従来の1401シリーズなどがシェリー感が強い感じだったので、このバッチ2は、アメリカンオーク樽を中心にして、シェリー樽は抑え気味になっています。

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樽ごとの特性を一覧にまとめたものです。樽ごとの配分割合はわかりませんが、これほどたくさんの樽から作られると思うと飲む前からワクワクします。

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ラベルやケースの筒に、ウィスキーの特性がまとめられています。ハニー、ジンジャー、ナツメグなどの言葉が目に付きます。

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色合いは深い琥珀色です。もともとバルヴェニーTUNシリーズは熟成が進みすぎた樽の有効活用がきっかけで開発が進んだ面もあると伺いました。確かに樽にながく入れておけば、その分うまくなるとうわけではないので、ウィスキーに限らずお酒の熟成は難しいものだと思います。

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成分表を円グラフにしたものです。最終的にはこのようにトータルのバランス、実際に飲んでみてどう感じるかがすべてだと思います。

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澄んだ甘い香り。写真では国際基準のテイスティンググラスで飲んでいますが、おすすめとしては、ワイングラスなど大き目のグラスに注いで飲む方が良いと思います。多少揺らしながら香りを楽しむと、深い木の樽の風味が立ち上がってきます。僅かに甘い香りもします。

一口くちに含むとタンニンのような渋みと木の樽の風味が立ち上がり、徐々に甘いまろやかな味わいがキックバックします。初めてTUNを飲んだ時の感動が再び再現されます。とても美味しく感じます。

一口飲んだ後に香りを再度確かめると、樽の深い木の香りはさらに強くなります。最近のシェリー感重視の風潮からすれば、10年のファウンダーリザーブのような荒々しさ(力強さ)があるほうが、個人的にはバルヴェニーらしい気がしてなりません。

個人的な秘め事ですが、ヤフオクで今度こそはと狙っているバルヴェニーが2本ほどあります。多少値が張りますが、その2本を揃えて、このTUNと飲み比べるのも面白いかもしれません。また、そのうちご紹介いたしますが、池袋のバーで飲んだボトラーズもののバルヴェニーもとても美味しかったので、折を見て・・・。

バルヴェニーの世界は奥行きがとても広く、際限がありません。数百万する50年もののボトルも気になりますが、その辺は死ぬまでに飲めればということで。(飲む気でいることが恐ろしいですね)

横道にそれましたが、杯を重ねるにつれ力強い、コクのある風味は増してきています。バルヴェニーのTUNは、熟成の進み過ぎた樽を有効活用するという逆転の発想が生んだある意味、芸術作品のようなウィスキーではないかと思います。ノンエイジのボトルではありますが、様々の年数や特性を持った樽を組み合わせて、ハーモニーを奏でる。とても素晴らしい発想ではないでしょか。

グラスが空になる頃には最後に、麦の深い香りがしばらく残ります。麦のお酒なのだよと、静かに語りかけるように。

私のブログのタイトルは、「紬とウィスキー」です。このウィスキーの背景に置いているのが紬の生地です。着物を解いたものです。日本の着物生地ですが、なぜかスコッチと一緒に置くと、画面としては上手くマッチするように感じるのです。ウィスキーのキャリング巾着を作ってみたり、スキットル入れを作ったりと、いろいろな物に加工しています。

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今回のバルヴェニーTUNのラベルの薄い青色に、今回選んだ紬は非常に親近感がある色合いで合うと思います。

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やっと手元に来たバルヴェニーTUNですが、外に持ちあるくときには、この生地で作ったスキットル入れに入れて、散りゆく桜でも見ながら飲んで見たいと思います。

 

そんなことをことを考えながら、駅からの帰り道夜桜がとても綺麗でした。

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