津貫 NEW MAKE 833DAYS

今日は、先日池袋のJ’sバーさんでいただいた、津貫のNEW MAKEをご紹介します。厳密にいえば、ウィスキーの定義には該当しないとのことでした。
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 マルスウイスキーで有名な本坊酒造が、津貫蒸留所設立3周年を記念して瓶詰めしたものです。ラベルには、

『2016年11月に津貫マルス蒸留所が竣工し、三年が経ちました。本製品は津貫でのウイスキー造り最初のシーズンに製造され、マルス信州蒸留所で熟成したモルト原酒の中から、特長ある一樽を選び瓶詰めしたものです。津貫蒸留・信州熟成の3年を目前にしたニューメイクから「シングルモルト津貫」への可能性を感じていただければ幸いです。』

と記載されています。あくまでも、ニューメイクであり、蒸留は津貫、熟成は信州ということです。
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 色合いは、ニューメイクという事もあり薄めです。
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 熟成期間は2年ちょっとのようです。
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飲んだ最初の印象は、荒々しい麦焼酎。アクの強さが目立ち、ウィスキーぽさが感じられない、というのが私の印象です。これをこのまま、3年経ったからといってウィスキーとして瓶詰めしたらマルスフアンはがっかりするかも。

南国の地での熟成なら、はやめにまろやかさが出てくるかもしれませんが、信州での熟成だとどうでしょか?少し心配です。

そうはいっても飲めたこと自体は非常に貴重な経験です。私はワインでもボージョレとか若いお酒の味わいに対する感性が鈍いのかもしれません。楽しみ方があるのに気づいていないかもです。

ただ、私のように今までのマルスのラインナップから想像すると、かなり驚かれる可能性があると思います。私のような素人には、一にも二にも数多くいろいろなバージョンのウィスキーを飲んで経験を積むことが必要なのかもいれません。

 

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