私の記憶に残っている範囲では、ジャックダニエルは45%表記のものが、普通に手に入るものの中では、一番古いものだと思います。
このボトルは、私の持っているオールドジャックダニエルの中では、2番目に古い群団で、グレーンウィスキーならではの甘い香りが漂います。これより古いボトルは、金色の特級表示のシールが付いているものが、70年代頃の流通ものだと思います。
天狗印のビーフジャーキーで有名な、新宿の鈴商さんが輸入していたものなどが、手に入ると、とても幸せな気持ちになります。
70年前半かそれ以前のものは、封を切るとあたり一面に甘い香りが漂います。初めてこの匂いを嗅いだ時は、小学校の頃、木製の床にモップで塗っていた白いワックスの香を連想して、飲むのに勇気が必要でした。
ウィスキーも飲み始めてかなりの歳月が経過しましたが、好みも確実に少しづつ変わってきている気がします。愛知県に単身赴任して来たときは、だいたい次のような銘柄が多かったと思います。
ほとんどブレンデッドウィスキーで、シングルモルトはあまりありません。でも、バーボンもしっかり飲んでいました。飲んでいるうちに、いろいろなウィスキーに慣れてきたのかもしれません。
ジャックダニエルは、今ではともて好きなウィスキーの1つになっています。経験を積んだことは確かにあるかもしれませんが、良い香りと思えるようになったのは、最近かもしれません。ひょっとしたら年齢のせいかもあるかもしれません。
これからもいろいろなウィスキーに挑戦して行たいと思います。
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