紬とウィスキー

ウィスキーの感想と紬生地の愉しみ方などを掲載していきます!

ウィスキー(190)ジュラ16年 現行ボトル?

購入年月日:2015年3月29日
購入場所:ヤフオクストア 株式会社キングラム(現在は、お酒は別に分けて出品しているようです)
購入価格:4,900円(税込:5,292円)を2本
送料 無料
商品状態:状態は優良
原材料:モルト
度数、容量:40%、700㎖
輸入者:コルドンヴェール株式会社


今日は、5年前に買ったジュラの16年です。2本まとめて購入しました。一本目のボトルには金属製のエンブレムが付いていた気がします。このボトルにはついていません。取れてしまったのかもしれません。

DSC_3135

最初のボトルを飲んだ印象と、会社の近くのバーで飲んだ印象は「ジュラ」は後味が生臭くて苦手!というものでした。バーで飲んだ時も20年くらいの年代物を飲んだのですが、はっきり言って自分には合わないと思いました。最初のうちは塩っぽくてドライでなかなかいいかな、と思っていると最後に変な風味(生臭い感じ)が顔を出します。

DSC_3136

今回もボトルを開けようかずいぶん悩みましたが、①自宅にあるウィスキーはほとんどブレンデッドしか残ってなかったこと。②久しぶりにシングルモルトを開けてみたくなったこと。③ジュラについて新たな発見があればそれはそれで嬉しいこと。などの理由から、思い切って開封しました。

DSC_3138

箱は裏も表も同じ写真のデザインで解説などは、ボトルの箱の側面に記載されています。ジュラ島の事やウィスキーの風味の特徴など、結構多岐にわたっています。

DSC_3139

箱の風味書きには、ジンジャーブレッドとかビターチョコ、オレンジ云々とありますが、私は感覚が鈍いのか、ドライな風味と麦の爽やかな風味が広がるくらいしか判りません。でもあれほど苦手だった生臭い風味は全く感じません。前のボトルやバーで飲んだジュラはどこへ行ったのでしょうか?

私は個人的に、ジュラの後味の生臭さは、多分に仕込み水のマーケット・ロッホの茶色の水が原因ではないかと勘ぐったりしていました。最近のジュラは、ピートをかなり焚くシリーズも作られていますが、従来のジュラはノンピートが主体です。でも、マーケット・ロッホの水は写真などで見る限りコーヒーのような色をしています。

この島は、人間は200人くらいしか生活していませんが、シカは数千頭いるようです。手付かずの自然が残されている島ということですが、仕込み水の具合はあまりよくないことが原因で、後味の風味が自分に合わないのではないかと考えたのです。

今回の2本目のジュラは少なくても、そのようなことは杞憂であったと思い知らされました。変な思い込みをしていたのです。ジュラ島の方々やシカさんに謝らないといけません。でも、過去2回飲んだジュラは何だったのでしょうか?

2杯目のウィスキーをボトルに注ごうとコルク栓を開けると、微かにフルーティーな香りがします。ドライな風味は、時間とともに飲みやすいオイリーな舌触りに変わり、仄かな甘さが顔を出します。一杯目よりも、2杯目の方がより甘さが顔を出し、バランスが取れた味わいになっています。

過去の私が経験したジュラは、ボトルの状態があまりよくなかったのかもしれません。シングルモルトですから、オールドパーの瓶ボトルのよう事はないと思いたいのですが、デリケートなウィスキーは、保管状態によっては風味が損なわれるのかもしれません。

結論として、今回開封したジュラ16年はとても美味しいし、自分には合うウィスキーだと思います。アタリ(あるいは本来の姿の)ボトルを飲まないで、ウィスキーを評価することが非常に危険であることは、オールドパーのボトルをバーで飲んだ時に経験しました。今回も同様で、1~2回の試飲で判断せず、機会があれば何回かはチャレンジしなければいけないことを、経験できたと思います。

悲しいお知らせ
久しぶりに東京の自宅に帰ったら、ジュラのボトルが空になっていました。数少ない美味しいシングルモルトの在庫だったのに。子供の仕業だと思いますが、数あるウィスキーのなかからどうして美味しいウィスキーが分かるのでしょうか?不思議です。