ウィスキー名:バランタイン17年黒陶器ボトル 1980年代前半
容量、度数:750㎖、43%
原材料:モルト、グレーン
購入価格:4,070円 送料:1,200円、佐川急便購入場所:ヤフオクストア 蔵王リカー
輸入者:不明
今日は「バランタイン17年黒陶器ボトル 1980年代前半」になります。

今回のボトルは、ネックが短いので1980年代の前半のボトルだと思います。

コルクが抜けないので、一旦ボトルに落としてから、ウイスキーを漉して移し替え、コルクを回収しました。
その後、元のボトルを洗浄して、再度戻して移し替えを完了いたしました。


飲むまでに、結構手間がかかりました。



コルクが隆起していましたが、蒸発は少なく、730㎖は入っていました。

では実際に飲んで行きましょう~


<色合い>
- 美しい琥珀色。澱もなくきれいな色合いです



<香り>
- 開栓するとモルトのコクのある香りが広がります
- 深い森林の香り
<味わい>
- まろやかで滑らか、とってもコクがあります
- 熟成感があり、芸術品のような美味しさ
- すべてのバランスが完璧に整っているウイスキー。いくらでも飲めてしまいそうな味わいです
- 余韻はドライな甘みと、樽の風味の利いたモルトの旨みが染みわたります
- 2~3割加水すると、モルトの味わいが際立ち、コクのある旨みが頂点に達します
- 加水後の余韻は穏やかなコクのある旨みが静かに続きます
なかなか探すのが難しい1980年代前半のバランタイン17年の陶器ボトル。
1982・1983年版の世界の銘酒辞典に載っていますが、その後は首が長いボトルに変わっています。
暑い夏のこの時期、クラッシュアイスにこのウイスキーを注いで飲んだら、最高に美味しかったです。(すいません、この記事を書いたのは夏場でした)
もとよりハイボールが美味しのは言うまでもありませんが、せっかく美味しいこのボトル。
炭酸で割るより、クラッシュアイスと冷えた天然水で美味しくいただくのがおススメですね。
あと、ストレートで飲んだ時の、美味しさがすごく印象に残りました。
この後の首の長い陶器ボトルも美味しいのですが、この1980年代のボトルの滑らかな旨さ、よくウイスキーの評論では「オイリー」なんて表現を使いますが、まさにオイリーという言葉がふさわしい美味しさでした。
写真で見ると結構大きそうに見えるボトルですが、意外と小さく取り回しも楽です。
替えのコルク栓があったので、上手く代用することができました。
最近は黒陶器ボトル、5,000円前後の価格になっていますが、場合によっては4,000円台で買える時もあります。
瓶ボトルのプラキャップ臭とは無縁の存在が、私にはとても魅力的に感じます。
オールドバランタイン17年の美味しさを余すところなく発揮してくれる黒陶器ボトル。
世界の銘酒辞典1982・1983年版では、『ブラック・ジャグ』(18,000円)で掲載されていました。


