ウィスキー名:ジョニーウォーカー赤ラベル 1970年代
容量、度数:190㎖、43%
原料:モルト、グレーン 購入先:ヤフオク(閉店バーの譲渡品)
今日は「ジョニーウォーカー赤ラベル 1970年代」をご紹介いたします。三菱商事の輸入取扱のものになります。
190㎖のベビーボトルとなりますが、今から約50年以上前のボトルです。中味は美味しく飲めるか心配ですね。
結構薄汚れていましたので、きれいに拭き上げました。汚れもだいぶ落ちてきれいになったように思えます。
それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- きれいな琥珀色です
- 落ち着いた感じの色合いです


<香り>
- 甘みのあるハーブの香り
- ハッカっぽい香りでもあります
<味わい>
- 古本っぽい味わいが一瞬したあと、スモモ
- 多少古酒のエグミ、次第に酸味が立ってきます
- 大根おろしに砂糖をまぶしたような味わい
- ストレートで飲み続けると次第に嫌な風味は消えて、甘露な味わいも少し顔を出します
- 1~2割加水すると、鄙びた味わいのあと、少し辛口の風味も顔を出しますが、カラメルっぽい味わいが主流になります
- 半分くらい加水すると鄙びた味わいは弱まり、少しだけフルーティーな味わいも顔を出します
- 加水後の余韻は、弱いですがフルーティーな風味が穏やかに残ります
- やはり贔屓目に見ても「古酒独特のヒネ感」は多少は終始ある感じがします
まあ、結論から言えば「まずい」というほどではないですが、積極的に飲みたい、というほどではないですね。
オークションでこの750(760)㎖のフルボトルが一万円前後で出品されているケースがありますが、買うのはリスキーだと思います。
香りはフルーティーでおいしそうに香りますが、古酒独特のヒネ感は終始残ります。
古酒マニアの方は美味しいと思うかもしれませんが、この年代のジョニ赤のフルボトルでも、この味わいなら出せて2,000円くらいかなと思います。もともと相場は、そんなもんだったと思います。
どうしても飲みたいなら、バーで飲むことをおススメいたします。
ヒネ感がない当たりボトルでも、オークションにおいて、そんなに高い金額で落とすほどの味わいではない気がします。
今回の190㎖ボトルは、ハズレではありませんが、当たりでもないように思えます。
香りがいいのでハイボールでガンガン飲むか、少しもったいないですが、香りは良いのでウイスキー風呂にでも使おうかと思います。
個人的には、古酒の風味が少し気になる、昔の少しフルーティーなブレンデッドウィスキーという感じですね。