今日も、セットで購入した焼酎たちの中から、『刻の夢』をご紹介いたします。
ラベルのサブタイトルには、長期貯蔵熟成古酒と書かれています。
瓶の首部には組紐が巻かれ、堂々たる佇まいを醸し出しています。
はたしてお味はいかがでしょうか。楽しみですね。
製造年月日は、平成9年12月。今から30年近く前の古酒です。
熟成期間はそんなに長くないと思いますが、しばらく忘れられていたのかもしれません。
製造後時間が経ちすぎているのが心配です。
度数は35度。風味が落ちて全く飲めないということはないかもしれませんが、保管状態などで中味が変質してしまっている場合もあると思います。
心配してもキリがないので、じっくり飲んでいきしょう~
色合いは、無色透明。きれいな透明感ですね。
香りは、グラスに注ぐとちょっとヒネた香り。かなり不安がよぎります。芋焼酎の古酒だしこんなものかな~
味わいは超辛口で、芋そのものを絞って蒸留したかのような味わい。
富乃宝山とか魔王とか、今はやりのフルーティー路線とはかけ離れた芋芋しい味わい。
少なからず保管状態が悪かったためか、本来の味わいが薄れているのではないかと思います。ちょっと残念ですね。
加水して飲んでみると、芋の香りはかわらず、さらに変な味わいになっています。ヒネた味わいが爆発します。ウイスキーで昔のオールドパーやクレイモアのハズレボトルがまさにこの風味です。
これは飲むのは厳しいかもですね。セットで買うとたまにこういうボトルも入ってきます。
それにしても、価格的に見ると一番定価が高いボトルでしたので残念でなりません。
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