ウィスキー名:デュワーズ アンセスター
容量、度数:760㎖、43% 特級・従価
原料:モルト、グレーン
購入先:ヤフオク(閉店バーからの譲渡品)
今日は、「デュワーズ アンセスター」をご紹介いたします。以前入手した閉鎖バーのからの譲渡品です。
ラベルにしっかりと「DEWAR'S」の文字が入っています。デュワーズの上位銘柄として、最上位ランクの「ネプラスウルトラ」とともに、高級ウイスキーとして同銘柄の中では君臨していたようです。
オークションでは結構良い値段が付きます。その2銘柄ともミニチュアボトルではありますが、過去このブログでも取り上げています。
装飾のリボンをめくると、しっかり特級表示の小さなラベルが貼ってありました。
それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- 落ち着いた琥珀色です
- わずかに濁りがあります


<香り>
- 澄んだハッカ、わずかに甘い香り
- 少し酸っぱい香りも
<味わい>
- おとなしい穏やかな味わい
- 家についた当初、最初に飲んだ時は若干古本の風味がし、独特の深い味わいがしましたが、今はのぺりした気の抜けた感じもします
- 僅かにスモーキー
- 飲み進むと微かに優しい味わいの中にも、上品な洗練しれた味わいを感じます
- 余韻は穏やかな味わいが静かに残ります
- 少し加水すると僅かにウエハースのような旨みが復活し出てきますが、すぐにしぼんでしまう感じがします
- 加水後の余韻は優しい甘みとスモーキーさが残ります
何か月か前に家に着いたときに飲んだら、古酒の古本のような風味あるものの、ウエハースのような麦の甘芳ばしい風味がさすがアンセスター!と思ったのですが、現在は見る影もありません。
開封済みの古酒は、きちんと管理しないとあっという間に風味が劣化してしまうのかもしれません。以前のジョニーウォーカー100周年ボトル、グレンフィディック21年の陶器ボトル、グレンリベット12年のアンブレンデッド。
いずれもバーから譲り受けた人がきちんとフィルムを巻くなど、管理をきちんとするべきだっと思います。
美味しかったのは、ロイヤルハウスホールドくらいでしたね。バーの譲渡品はやはり直接マスターから譲りうけるのが一番だと痛感しました。
しかし、本来なら五倍くらいの金額は出さないと手に入れることが出来ない銘品の数々。
短い時間でも夢を見ることができたのは良かったのかもしれませんね。