ウィスキー名:カティサーク12年(カティ12年)
容量、度数:750㎖、43%
原料:モルト、グレーン
購入先:ヤフオクストア、エンパワー ヤフーショップ 購入金額:1,870円(税込)
送料:800円(郵パック)
今日は「カティサーク12年(カティ12年)」をご紹介いたします。
先だって蔵王リカーさんから購入したものは、ラベルの文字が赤カティでしたが、今回はラベルから赤い12の数字が消えています。
さて、このボトル、カティサーク12年のオールドボトルとしては、結構ポピュラーで品数も豊富です。


カティサークの上位グレードで発売されていて、世界の銘酒辞典1982・1983年版では、1万円の価格表示になっています。
その当時は、バランタイン12年が8,000円でしたから、かなりの高級酒だったと思います。
それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- きれいな琥珀色です
- ブログマスコットのウリボウと同じ色に見えます
<香り>
- 開封すると甘い香りと木の樽の風味が広がります
- かすかにスモーキーな香り
<味わい>
- やや辛口、コクがあり風味豊かです
- 古酒独特の風味はなく、エグミもほとんどありません
- 前回の赤文字カティサーク12年と比べると、少し素直なモルトの味わいですね
- ややクリーミーでしっかりした味わい
- 少し加水すると、滑らかな味わいに変化し、穏やかな旨みが出てきます
- 余韻はドライでまろやかな甘みが静かに残ります
赤文字カティサーク12年と比較すると、古酒の風味は赤文字カティが多少気になりますが、モルト原酒の旨みや樽感は、赤文字カティに軍配があがります。
でも素直な味わいは、今回のボトルの評価点だと思います。
オークションで騒がれているほど、赤文字カティの旨みは、この両者をくれべるとそれど目立つ大きな差はなさそうです。
赤文字カティサーク12年、樽感は評価できますが、多少の古酒の風味やエグミが気になります。
それに比べ、今回のボトルは素直な味わいと、加水した後のクリーミーな味わいが大いに評価できると思います。
正直、人気の割には赤文字カティサーク12年、状態にもよると思いますが、個人的には以前ほど大きな感動はありませんでした。
加水しても赤文字カティサーク12年は、どっしりした味わいが評価はできますが、古酒の風味やエグミは個人的にはマイナスですね。
風味的には飲み進むと慣れてきますが、この辺は気にならなくて、美味しく飲める方がいいですよね。
この年代の後のカティサーク12年はエメラルド色のボトルに変わっていきます。
途中でウイスキーの容量変更があった関係で、ボトルは750㎖のものと700㎖のものが市場には残っています。
今回入手できたエメレルドは、750㎖になります。どういうお味か気になりますね。
引き続きよろしくお願いいたします。