ウィスキー名:バランタイン17年1990年代から2000年代ボトル
容量、度数:750㎖、43%
原材料:モルト、グレーン
購入価格:5,049円(税込)送料:800円(ゆうパック)購入場所:エンパワーヤフーショップ
今日は先日落札したブレンデッドウイスキーの「バランタイン17年 1990年代から2000年代ボトル」をご紹介いたします。

前回のバランタイン17年の容量は700㎖でしたが、今回のボトルは750㎖です。

このデザインのボトルはかなり長い期間変わらなかったため、流通量も豊富です。個人的にはオークションで落札するなら、このデザインのボトルがおすすめです。

ただし、一点だけ気を付けるとしたら『横置きの箱に入っているものは避ける』ということだけす。
なぜかというと、プラキャップのウイスキーは、横に寝せると、プラスチックの甘い香りがウイスキーに移ってしまうからです。
あたかも、樽熟成の鏡板※のような役割を果たし、しっかりプラキャップの匂いが長い年月を経て、ウイスキーに移ってしまうのです。
※鏡板とは、ウイスキーの樽の上下の丸い蓋の部分です。この部分もウイスキーに触れると、熟成の効果がきっちりでるのです。この場合は、プラキャップが、鏡板の役割を果たしマイナスの香りをウイスキーに付けることになります。
それでは飲んでみましょう~

<色合い>
・きれいな琥珀色です
・引き付けられるような色合いです


<香り>
- 仄かに甘~い香り
- 澄んだ清々しい香り
<味わい>
- 前回の700㎖のバランタイン17年よりも、とてもクリーミーです
- 前回の700㎖のバランタイン17年は、後味で少し軽めのスモーキーさを感じましたが、こちらのバランタインは微かに感じる程度です
- 飲み進むと香り立ち、上品なまろやかさが強く感じられて、とってもおいしく飲めます
- 少し加水するとさらに滑らかでとってもおいしく飲めます。ウイスキーの総合芸術といった感じです
あらためて700㎖を2杯くらい飲んでから、750㎖のバランタインを飲んでみましたが、700㎖の方がわずかにスモーキーな感じがしました。
しかし、どちらも甲乙つけがたいほど美味しいウイスキーには変わりなく、700㎖の滑らかな味わいは、750㎖のボトルにはない長所でもあるように思えます。
それでも750㎖のボトルはクリーミーな旨みと、重層的な複雑な味わいがすごく魅力的で、ストレートで飲むとその味わいに改めて感心してしまいます。
17年という熟成期間。日本のウイスキーがここまでのものをこの価格で出せるようになるのには、あと何十年もかかるかもしれませんね。
最近、17年の1990年代から2000年代ボトルが結構オークションに多く出ています。
価格もこなれてきていますので、美味しいウイスキーを飲みたい、と思う方はぜひとも「この年代のバランタイン17年」をオークションで落札してみてください。
5,000円台で、送料込みで落札できれば大成功だと思います。
横置きの物を落とさない限りは、当たりボトルを引く可能性はかなりあります。
水割りでも、ハイボールでもとても美味しいですが、ぜひとも最初の一杯はストレートで飲むことをおススメめいたします。
次回はキャップの部分が赤みがかった80年代のバランタイン17年をご紹介いたします。引き続きよろしくお願いいたします。


