映画、北極百貨店のコンシェルジュさんを観て考えさせられました

今日は、とても素敵なアニメ映画を観たのでご紹介いたします。『北極百貨店のコンシェルジュさん』というアニメ映画です。

公式ホームページより

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多少ネタバレにもなるかもしれませんが、内容が分かっても、おそらく皆様の想像の通りな筋書きだと思いますので、できれば気にせずにお読みいただけると幸いです。

今私は、会社人生の大半を過ごした保険会社の法人営業の仕事から、慣れない不動産の仕事をしています。

今までの常識からするれば、契約形態の違いによる理不尽な不公平さがあったり、もっともっと今の業務でお客さまにより良いサービスが提供できるのではないか。

そんな疑問や問題意識を感じながら悶々としている日々でもあります。

特に、せっかく、大学との関係もある企業なので、お客さまと大学を結びつけるようなアイデアや賃料形成の合理的な仕組みの構築などがあるように思えてなりません。

もっともっと多くのお客様や関係者の方に、公平で分かり易く、しかもお互いにメリットがあるような仕組みを考えられるのではないかと思っています。

 

20年位前に、アニメ関連商品の開発・リユース品の販売会社を秋葉原に設立した時に、製作会社とフアンの方々を結びつける仕組みや商品を開発できるのではなかと真剣に考えていたことを思い出してしまいました。

夢は儚くもついえましたが・・・

 

実を言うと、今もいつも同じようなことを考えています。今の仕事もそうですが、世界で起こっている紛争も含めて。

工夫して考えることをやめなければ、人の意志の力はきっとすべての理想を限りなく実現できるものと信じています。

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いきなり横道にそれましたが、この映画見ると、ほんとに頑張って仕事をしている人、いろいろなことを前向きに考えている人には、是非見ていただきたい映画だと思います。

また、逆に社会で『これは私の仕事ではありません』、『なんで私が(そこまで)やらなければいけないの』と考えてしまう人達に「行動を起こすことによって開けてくる世界もあることを知ってもらえる作品」でもあると思います。

この映画で、試験採用のヒロインが上司のマネージャーや彼女の直接の採用評価者から求めれる水準は、かなりハードルが高いものがあります。

でも、北極百貨店に来るお客様は、いろいろな希望や不安を抱えているお客さま(動物たち)です。

コンシュルジュの役割は、そのようなお客さまに向き合って、その要望に極力お応えする事。

今私が行っているリーシングの仕事も、それに近いものがあるかもしれません。

もっと知識があれば、事務所のレイアウトや入り口の仕様、空調の在り方など、様々なアドバイスができるだのと思います。

それでも、北極百貨店でもそうですが、やり出してもキリはないし、自分の限界に向き合った中で、出来る限りのことをすることが大切なのだと思います。

 

私も、この映画のヒロインのような動きがしたいですが、体力も熱意もだいぶ衰えてきていると思います。

でもその分経験や周囲の人との協力で乗り越えることができる気がしています。

ちょっと踏み込んで仕事をするだけで、見えてくる景色は違ってくるものだと信じたいです。

最後は運も味方してくるかもしれませんしね。この映画のお客さまは、全部が希少種の動物さんたちで、百貨店の従業員はなぜか人間ばかりです。

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何故そうなのかは是非映画を観ていただければと思います。また、この映画の中でお客様に向き合い過ぎる弊害や対処を誤った場合などの事例なども出ています。

 

私の職場でもパワハラまがいのお客様はいて、対処を誤れば、さらにクレームモンスターにしてしまう場合もあり、お客さまに向き合うだけではなく、その要望をかなえるために正しい努力することも、求められていることを語っているようにも思えます。

漫然と見ていると、動物と人間が織りなすドタバタコメディーのように見えてしまいますが、意外とこの映画の訴えたい所は深い様に思えます。

ジブリの最新映画もこのくらい通り道を整理して、ストーリーを組み立てたら、分かり易く面白い映画になったのではないかと思います。

 

家に帰って、先日のコルク屑を取り除きたリズモアを飲みながら、そんなことを考えたりしました。

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テンポよくストーリーが進み、素敵なキャラクターデザインが印象に残る、私にとってはとっても考えさせられるところが多い、素敵な映画だったと思います。

私を見ているブログマスコットのウリボウ達と一緒に、私もこの北極デパートに行ってみたい気がします。

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