バルヴェニーの旧ボトルを楽しむ

連休が終わり、今日から再びお仕事が始まります。アインシュタインの相対性理論みたいに、連休が来る前と去ってしまった後では、時の速さが違うのではないかと、訳の分からないことを考えているuribouです。

最近はミシンでの作業も結構多くなり、丸底付巾着やティッシュ入れなどを作っていますが、量り売りのウイスキーなども、注文したものがどんどん届いています。

やること、やりたいことなど具体的に計画を立てないと、ブログの記事を書くのさえ、てんやわんや、といった感じです。

映画も見に行きたいのですが、如何せん、1日に2記事をアップする呪いに取りつかれ、とにかくバタバタしているのが実状です。

恐らくアクセス数などを気にしているので、記事の投稿を一日一本に絞りきれないのだと思います。要は割り切るだけなのですけどね。

さて、今日は、雑記という形式のなかで、ウイスキーを取り上げたいと思います。取り上げるウイスキーは、私の大好きなバルヴェニーの旧ボトルになります。

新年であまりウイスキーのボトルを新規に開封していないこともあり、量り売りのウイスキーも来ているのですが、あえてフルボトルを開封した次第です。

このバルヴェニーの旧ボトル、過去にも開封してuribouwataru.com

uribouwataru.com

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ブログには数回しか記事に書いていないかもですが、このダブルウッドのボトルは3~4本は開封しています。10年のファウンダーズリザーブと並び、私のお気に入りのウイスキーの旧ボトルになります。

このボトルは、同封されていた冊子の写真のウイスキーの容量が、700㎖になっていましたので、1996年頃のボトルではないかと推察されます。世界の名酒辞典には、1997年版は、すでに700㎖の写真で掲載されていましたので。

さて、周りの鉛のような覆いを外して、コルクをゆっくり開栓しようと引っ張ったところ、あえなくポッキリ折れて、賢明に折れたコルクを尖った道具を使って、取り除こうとし増したが、コルククズがボトルの中に落ちてしまいました。

なんとか、他の空けたバルヴェニーのコルクキャップが余っていましたので、そちらを代用品として使います。

コルククズは、クラスにウイスキーを注ぐときに、うまくコルククズも一緒にグラスに注ぎ、回収することができました。中身を他の容器に開けて、ボトルを洗浄しないですんだことは、良かったと思います。

グラスに注ぐと、きれいな深い琥珀色で、深く澄んだ麦の香りがします。多少、ひねた風味も感じられますが、飲むほどに深いバルヴェニーらしいモルトの風味が感じられます。

特にダブルウッドの旧ボトルは、オーク樽で熟成させたあと、シェリー樽で熟成させており、2段構えの熟成が深い香りとコクをウイスキーに与えているように思えます。

先ほどの、冊子を見てみると、バーボンを貯蔵していたアメリカンオークで熟成させ、仕上げで、シェリーを貯蔵していたスパニッシュオーク樽で仕上げの熟成を行ったとのことです。

期間は書いてませんでしたが、それほど長い期間ではないと思います。あまりシェリー感が強すぎても、甘すぎる感じに仕上がってしまいますので、このくらいが丁度いいかもしれません。

90年代のバルヴェニーは、一番人気は15年もの。

次が10年のファウンダーズリザーブ。三番目がこのダブルウッドになります。

やはり、シェリー系はあまり人気が出ないようです。

21年もののポートウッドに至っては、15年もの以下の値段しか付かないようです。

さりげなく掲載されている、「ビンテージカスク1968」。32年ものです。私は見たことないですが、おそらくオークションで見かけたら20万円~30万円くらいはするかもしれませんね。

 

50年もののバルヴェニーが100万円オーバーの価格ですので、それなりのお値段はすると思います。宝くじでも当たらないかな(買ってもないのにそんなことを考えたりします)。

 

この記事は宵越しに書いていますが、一晩たって改めて飲んでみると、開封直後のヒネ感は完全に消え失せ、やわわらかな甘みを伴った深い木の樽の風味が絶品です。

 

90年代のバルヴェニー、状態が良いものが多く、味わいは深みがあり、病みつきになりそうです。

現行ボトルも悪くはないのですが、90年代のボトルを飲むと少しかすんで見えてしまうのは、致し方ないかもしれませんね。

私はこのウイスキーを味わうことができ、美味しいと思えることが、最高の幸福ではないかと思っています。

おそらく、ウイスキーを飲むことによって、私の健康寿命は数年以上縮まるかもしれませんが、この愉しみを知らない人生などを想像すると、何とも言えない物足りなさや、味気なさを感じてしまいます。

 

酒との出会いは、ほんとうに感動する一杯に出会えるかが大事ではないでしょうか。もちろん、大枚を積めば、結構おいしいウイスキーには出会えますが、サラリーマンが背伸びをして楽しめる限界が、この辺のウイスキーではないかと思います。

少し前までは、ラベルの状態の悪いものなどは、この1リットルのボトルでも数千円で落札できました。現在では、このボトルで1万円前後。

10年のファウンダーズリザーブで1万円~1万5千円。

15年の50%の度数のものは、3万5千円~5万円といったところです。15年はミニボトルしか飲んでみませんが、10年ものでも、十分この年代のものはおいしいと思いますので無理して15年ものを買わなくても良いかと思います。

今日はここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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