今日は、このブログにお越しいただきまして誠にありがとうございます。
今回は、前回お伝えしましたHITOKUTIウイスキーさんの『なぞときモルト』の自分なりの答えを述べたいと思います。
Twitterでも、いろいろ意見が出てましたが、正直ヒントなしでは、まったく絞り込みができなかったことも事実です。
最初は、
赤がグレンモーレンジ、緑がスペイサイド系のモルト、青がアイラストーム、と予想して調べ始めました。
2回にわたるヒントが出て、
赤:グレングラッサ リバイバル
緑:グレンフィディック ファイア&ケーン
青:ラフロイグ フォーオーク
と考えました。
赤は、最初はグレンモーレンジと思いましたが、複雑なシェリー系の味わが決め手で、硬水仕込みのグレンモーレンジとは一線を画す柔らかい味わいが決め手です。まあ、勘ですが。
次に緑です。スペイサイド系の華やかなモルトを想像しましたが、ヒントで年数表示がないということになると、花と動物シリーズが除外されるので、別の選択肢があると考えました。
ヒントで蒸留所名にDが2つ、と聞いて最初はブルックラディを思い浮かべました。でも度数が43%ととなると、アイラのノンピートボトルとはいえ、ブルックラディは50%あるので、除外するしかありません。
そこで新ためて考えるとありました!灯台下暗し。私の好きなバルヴェニー蒸留所の兄弟分、『グレンフィディック蒸留所』が!
HITOKUTIウイスキーさんの扱いで年数表示がないものは、2つ。
グレンフィディック IPA エクスペリメントとグレンフィディック ファイア&ケーン。
飲んだことがあるのは、グレンフィディック ファイア&ケーン。IPAは飲んだことがないので分かりません。
参考までに、HITOKUTIウイスキーさんの紹介文を読んで見ます。
<グレンフィディック IPA エクスペリメント>
グレンフィディックを熟成した空樽で苦口ビール(インディアンペールエール)を熟成し、ビールを払い出した空樽でグレンフィディックを後熟するという実験的手法によるシングルモルトウイスキー。
持ち前の華やかさに加え、ホップの爽やかさを楽しめる、面白いアイテム。
<グレンフィディック ファイア&ケーン>
グレンフィディックのエクスペリメンタル・シリーズよりファイア&ケーン。
ライトリーピーテッド麦芽を使用し、バーボンカスクで熟成後、カリビアンラム樽と南米産ラム樽でフィニッシュをしたユニークなリリース。
以前飲んだ時に書いたブログは次の通り。
うーん。ホップの苦みがあるように思えるけどシェリー系の風味が気になるので、グレンフィディック ファイア&ケーンを答えとします。
さあ、最後の青です。最初の頃はヒントを見て、ラフロイグセレクトを思い浮かべました。
でもより複雑でフルーティーな香りもして、ラフロイグ フォーオークを選択しました。
QAカスクと最後まで悩みましたが、木の樽の風味が複雑で甘みのある後味が印象的だったので、最終的にフォーオークと判断しました。これも勘の要素が大きいです。
なお、参考までにHITOKUTIウイスキーさんの解説を掲載いたします。
<ラフロイグ QAカスク>
QAカスクとはQuercus Alba(クエルクス・アルバ)の略で、樽材として使われているアメリカンホワイトオークの学名のことをいう。
強い木香を感じられる特別なラフロイグ。
免税市場限定品。
<ラフロイグ セレクト>
熟成年数表示のない、特別なラフロイグ。
ペドロヒメネス・シェリー樽、ヨーロピアンオーク・シェリー樽、バーボン樽で熟成された多彩な原酒をブレンドし、ヴァージン・アメリカンオーク樽に移し替えて更に熟成を追加する複雑なレシピを採用している。
<ラフロイグ フォーオーク>
エクストラバーボンバレルで熟成した原酒を、小ぶりなクォーターカスクに移し替えて追加熟成、更にアメリカンオークの新樽に移し替えて追加熟成、更にヨーロピアンオークホグスヘッドに移し替えて追加の熟成をした4段熟成ラフロイグ。
複数の樽を跨ぐことにより、多様なオークフレーバーを纏った特別なシングルモルト。
絞った2つのウィスキーは実際飲んだことがないので、HITOKUTIウイスキーさんの解説を参考に、ラフロイグセレクトとの味わいの違いとあとは想像力でカバーして判断しました。
さっそくTwitterで回答することにします。せめて1つくらい当たるといいな思います。
高級ウィスキーの正解の賞品は厳しいかもしれませんね。
ウリボウ達も心配で応援に来てくれていました。今は江戸時代を冒険しているはずなのに、一旦戻ってきてくれたのかな・・・
でも、色々考えながら飲むウィスキーも楽しいものだと思いました。これからも機会があれば挑戦したいと思います。
ここまで、お付き合いいただきまして、ありがとうございました!