昨日は外壁の塗り直しの契約も終え、とてもすっきりした気分です。
工期は8月のお盆明けからで、色見本のパネルを10枚もらい、それを組み合わせて、最終的に家の塗装の色を決める予定です。
天気も快晴でしたね。夕方は、息子と奥さんとで駅の線路沿いの焼き鳥屋さん『丸越』に出かけました。
私はブログの写真を撮影するため、お店の前で待ち合わせをして、20分ほど前に家を出ました。
駅前の麦畑は完全に刈り取られ、トウモロコシはかなり大きくなっています。
保谷駅前を通って、お店に向かいます。駅前の実のなる木に、鳥たちがたくさん集まってきます。実はヤマモモのような実がなる木です。
木の下は、ヤマモモの実が沢山落ちています。私が木に向かうと、おそらくムクドリ達でしょうか、一斉に飛び立っていきます。
写真は取れなかったのですが、逃げていった一匹のムクドリが木の実を枝ごとくわえていったのが印象に残りました。
ウイリアムモリスの「いちご泥棒」の生地のデザインの様でした。
ヤマモモの実は、すごくたくさん生っていて、ムクドリ達が毎日たくさん来てもとても食べきれません。
落ちた実には見向きもせず、ひたすら木に生っている実をついばんでいます。
枝を手繰り寄せて匂いを嗅いで見ましたが、桑の実のような甘く、また少しツンと来る香りがしました。
実が小くて、食べやすいので、鳥たちのごちそうになっているのだと思います。
この木が植えられた当初は、なぜこのような道も汚れる実のなる木を駅前に植えるのか。
多少引っかかっていましたが、鳥たちが集まり、ヤマモモの実が色づくさまを見るのは、悪くない気がします。
会社の仕事も、職定年になってからは、あまり忙しくなく、少し身の回りの風景にも目を配る余裕ができたのかもしれませんね。
さて、いつまでも寄り道できないので、焼鳥屋さんに向かいます。線路を渡ります。
線路付近の風景はとてものどかな感じで、愛着があります。
踏切を渡ると、長男と奥さんがお店の前で待っています。少し待たせてしまったかも。謝ってすぐにお店に入ります。
お店の中に入ると、座敷席の狸が置いてある場所が指定席になっています。
人気のお店なので私が予約を入れる頃は、この席かカウンターしか空いてない場合が多いです。
メニューは、「焼きとん」と「焼鳥」に分かれています。
焼鳥も美味しいですが、何と言っても手間暇かけて加工した焼きとんは、おススメのものが多いです。
私は、ナンコツの「わっか」、「たたき」「ノドナンコツ」この3種類は絶対外せません。
通な人は、豚アゴ、アゴ串などを頼んでいますが、なかなか注文する機会を逸しています。
この他にトマトベーコンや厚揚げなど、様々なおつまみを頼むことができます。飲み物のメニューもたくさんあります。
ウイスキーも何種類かあり、ハイボールでも楽しめます。水割りなら300円台で愉しめる銘柄もあり、私には十分な水準です。
焼き物が辛子味噌や七味を付けて食べると、かなり味が濃いので、ハイボールか水割りでいただくと良くマッチする気がします。
最初に頼むのはいつもの定番のおしんこ。キュウリ、ダイコン、カブの三種類からなりますが、一番おいしいのはカブのぬか漬けですね。あっというまに平らげてしまいます。
奥さんと子供もいろいろ注文しています。私は、ナンコツで、「たたき」と「わっか」を頼みます。
コリコリとした歯ごたえ。絶品です。すごく手間のかかる料理ですが、1本120~130円と、リーゾナブルなお値段です。
次がノドナンコツ!これも歯ごたえがしっかりしていて、私のお気に入りのメニューの1つです。
子供や奥さんはあまり好きではなないみたいです。私のような呑み助が好むのかなあ・・・
この他に、ボンジリやカシラにコメカミなど、色々注文します。
奥さんや子供は、オーソドックスな焼き鳥、豚バラやご飯ものを頼んでいます。
いつも食べ過ぎるくらい、注文して1人3,000円ちょっとでした。予約しないと入れない場合が多いのですが、1ケ月に1度は来たいお店です。
帰り道、少し日が暮れてきて、あたりが静かになってきます。たまに家路にいそぐ人の自転車の音や鳥たちの鳴き声も聞こえてきます。
帰路、ハクセキレイがぴょこぴょこ、つかず離れず付いてきます。セキレイの歩き方も軽快で見ていて楽しいですね。
今日、ウイスキーはデュワーズのハイボールを飲みました。余韻が甘く爽やかで、バーボン系のこってりした甘さではないので、とても飲みやすかったです。
久しぶりに長男とも酒を酌み交わすこともでき、奥さんとも会話できましたので良い1日だったと思います。
4年間の単身赴任で、奥さんや子供との距離も少し気になっていましたが、毎日家にいることで、少しずつ距離感は縮まって来ている気がします。
ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。