今日も、酒育の会主催の、興水精一氏のセミナーでいただいたボトルをご紹介いたします。
サントリーブレンダーズチョイス スペシャルピュアモルトウイスキー17年 GSK創立80周年記念ボトルのレビューを簡単に触れたいと思います。
GSKとは銀座社交飲料協会のことで、このボトルは、そのGSKの創立80周年を記念して同協会がサントリーへ注文したボトルです。
ボトリングされて関係者に配られた非売品で、非常に貴重なサントリーの山崎、白州の17年原酒以上のみを使用したボトルになります。
セミナー時に、名誉チーフ分レンダーの興水氏も、『サントリーではこのように、同じ割合で17年ものの原酒をヴァッティングしているのは、非常に珍しい』との事でした。
<色合い>
- やや薄い琥珀色
<香り>
- 木の樽の香りがすごいです
- 次第に爽やかなフルーティーな香りに変わります
<味わい>
- マイルド。とても柔らかい飲み口
- 山崎NVと白州NVを半々で割って飲んだものに近い味わい
- 17年の熟成感はさほど感じないが、まろやかな白州の風味とコクのある山崎の深みのある味わいはとてもうまくマッチ
- 余韻はやや短めですが、爽やかな白州系の収穫後のりんごのような風味が、ジワリと残ります。
私は、山崎と白州を半々で割って飲むのがとても好きです。このボトルは17年の原酒をそれぞれ半々入れているとのことですが、白州の風味の方が強く感じます。
飲み口はとてもマイルドで、ストレートで飲むと、とても飲みやすくアッという間に飲み終えてしまい、加水する間もありませんでした。加水すると、恐らく別の顔を見せてくれたかもしれませんね。是非とももう一度飲む機会があればうれしいのですが。
オークションでは結構な値段で取引されているようです。生きているうちにもう一度飲むことができれば、とても有難いと思います。
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