今日も、昨年「酒育の会」の会でテイスティングした、ボトラーズもののウイスキーをご紹介したい思います。
キングスバリー ケルティック アイラ(ラフロイグ)1988-2003 59.9%になります。
キングスバリー社は、スコットランド・アバディーンにて設立され、1989年よりシングルモルトのボトリングを開始し、ロンドンに事務所を構えた後も数々の伝説的なウイスキーをリリースしてきた、インディペンデント・ボトラーです。
ウイスキーを注いだグラスは、個別に撮影できませんでしたので、今回も味わいを中心にお伝えします。
- ナッツや炒り豆を連想させる芳ばしい風味
- 口の中に浸み込むようなスモーキーな味わい
- コクがある味わいの他、乾いた風味が印象的
- ヨード感はあまり強くなく、厚みのある甘みが感じられる(ラフロイグらしくない)
- 余韻もスモーキーさと麦の甘みが長く続きます
■まとめ■
キングスバリーの初期デザインのメインボトル『ケルティックラベル』。こちらはバーボンカスクのボトルだと思われます。同時期に、リフェルシェリーカスクのボトルもリーリースされており、機会があれば、両社の飲み比べができると理想ですね。
アイラの個性と樽との熟成感のバランスが絶妙とリリース時は言われていたそうです。なお、樽のセレクトはジョン・マックドゥーガル氏(※)が厳選した樽と言われていいます。
※ジョン・マクドゥーガル氏はラフロイグ蒸留所、スプリングバンク蒸留所やバルヴェニー蒸留所など多くの蒸留所の責任者として、常に現場で指揮を執って来た第一人者。
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