購入年月日:2021年11月4日
購入場所:目白 田中屋
購入価格:12,870円(税込)
原料:モルト
度数、容量:45%、700㎖
今日は、目白の田中屋さんで購入した、クラクストンズ エクスプロレーション 「ザ グレート ロード ウェスト ブレンデッドモルト 2001年」です。
栗林幸吉さんに、最近のおススメのボトラーズということで、クラクストンズスピリッツ※のボトルを選んでいただきました。
(輸入元の紹介記事より抜粋)
※クラクストンズスピリッツは、英国・ヨークシャーに本拠を置く、2011年設立の家族経営インディペンデントボトラーで、良質なシングルカスクボトリングを輩出しています。
エクスプロレーション シリーズは、多様な樽で熟成されたウイスキーが持つ豊かなキャラクターを生かすため、一般的な加水タイプより高いアルコール度数でボトリングされたシリーズです。
「探検・探求」を意味するこのシリーズのラベルには、ボトルに詰められたウイスキーの蒸溜所を示す座標(緯度、経度)がコンパスのデザインと共に記されているそうです。※
ザ グレート ロード ウエスト ブレンデッドモルト2001は19年熟成のシェリーバット1樽をボトリング。
現在、オークニー諸島(ハイランドパーク)とスペイサイド地区に蒸溜所(マッカラン・グレンロセス)を所有するグラスゴーに本処地を構える英国大手蒸溜酒企業(エドリントングループ)のモルトウイスキーが使用されています。
※ラベルの経度と緯度を調べましたが、グラスゴー周辺の別の場所を指していて、蒸留所ではないようです。
<テイスティングコメント>
香り:シェリー、オーク、デメララシュガー、レーズン、マジパン
味:甘く煮込んだフルーツ、オーク、シェリー、シロップ漬けのレーズン
それでは早速飲んでみましょう!
〇開封
すんなり開封できます。
〇色合い
きれいな琥珀色です。
- 甘くまろやかなフルーツ入りのマフィンのような香り
- 次第にバニラ系の香りに変わっていきます
- 微かにスモーキー
- コクのある甘さが最初に来ます
- コクのある甘みは、マッカランやブランデーのような深い味わいを連想させます
- 辛口でドライな後味が、口の中を引き締めます
- まろやかなうまみが、余韻として長く続きます
洗練されたボトルデザイン、深い琥珀色のゆらめき。飲みだすと止まらなるおいしさ。
スペイサイド系のまろやかなウィスキーにハイランドパーク※を加えたような味わいです。
余韻のまろやかなうまみは、マンゴーや柑橘系のドライフルーツの風味が最後にやってきて、とても素敵な味わいを楽しむことが出来ます。
※ハイランドパークでも、90年代後半の旧ボトルの味わいを感じました。私が知っているハイランドパークの旧ボトルは12年しかありませんが、味わいとしては、12年のダンピーなボトルではなく、ずん胴タイプのボトルの方に近い味わいのような気がします。
(2023年7月2日追記)