ウィスキー(739)トンプソンブラザーズ ブレンデッドモルト2016 5年

ウィスキー名:トンプソンブラザーズ ブレンデッドモルト2016 5年 店長セレクトセット

容量、度数:100㎖、46%

販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]

 

今日は、トンプソンブラザーズ ブレンデッドモルト2016 5年をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。 

www.bbreeze.jp

ビブリーズさんのホームページより

『日常飲みに最適な、シェリー感の優れた短熟ブレンデッドモルト。』

【テイスティングコメント】
香り:プラムソース、レーズン、シンダートフィー、コーヒーペストリークリーム


味わい:レーズンパン、バタージャマイカンコーヒー、メイプル、トーストシナモン


フィニッシュ:オールスパイス、ナツメグ、シナモン、オレンジピール、ドライイチジク

 

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では実際に飲んで行きましょう~

 

<色合い>

  • 赤みがかった琥珀色

 

<香り>

  • 微かにハッカ
  • 次第に甘い若草の香り

 

<味わい>

  • 少し甘めのまろやかな味わい。シェリー感、色合いの割には強く感じません
  • 乾燥イチジクの味わいにカルメ焼きの風味も
  • わずかにドライな味わい
  • 余韻は、ドライなやや甘い味わいと、わずかな酸味が静かに残ります
  • 加水すると、辛口の麦の焦げたような味わいが広がります
  • 加水後の余韻は、乾いた芳ばしい味わいが穏やかに残ります

 

5年という熟成期間の割には、若さを感じない味わいです。モルトウイスキーだけをブレンドした作りですが、色合いを見るとワインやシェリー系などの色の付きやすい樽で熟成させたのだと思います。

その割にあまりシェリー系のこってりした味わいを感じないのは、5年という熟成期間の短さからでしょうか。

どれだけ熟成させればこれだけの色が付くのかは分かりませんが、5年間すべてそのような樽で熟成させなくても、このくらいの色合いは、小さめの樽で熟成させれば、色が付くのかもしれませんね。

なお、「味わい」を記載する時は、テイスティングノートは見ないで書きます。少しでもかぶっていると、嬉しいものです。

今回はドライ(乾燥)イチジクが入りましたが、時としてまったくかすらない時もあります。個人の感覚ですからそのような時でも、全く気にしないのですが、1つでも感じだモノが入っていると嬉しい気もします。

 

いろいろ調べてみると、樽については、リフィル・シェリーホグスヘッドとファーストフィル・シェリーホグスヘッドの原酒を組み合わせて、ボトリングしたとのこと。

バレル(180ℓ)ほど小さい樽ではありませんが、ホグスヘッド(230ℓ)でもそれほど大きな樽ではないので、私の想像もまったく外れたわけでもないかもしれませんね。

いずれにせよ、パンチョンなどの樽は480ℓあるので、それらと較べればそれほど大きな容量ではないと思います。

5年という短期間で、1回しか使っていないシェリーのホグスヘッド樽だけでなく、2~3回使っているシェリーのホグスヘッド樽で熟成させた原酒も合わせて作っているので、あまりシェリー感が前面に出ていないのかもしれません。私にとってはかえって好印象だったと思います。

 

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