昨日、公休をとって家にいたので、部屋の掃除とともに、コルクを折ってしまったジョニーウォーカースウィングの移し替えをしました。
代りのコルク栓は、バルヴェニーのコルクがぴったり入りました。よかった、よかった。
綺麗な琥珀色。これぞ琥珀色っていうような色合いです。
それにしても、昔のジョニーウォーカー、アタリのボトルを引くと美味しんですよ。これが。
美味しい予感とかあって、コーヒーの濾紙で、コルクくずとか濾しながら、ミネラルウオーターで、ボトルを洗って。
その作業中も、香ばしく甘く炒めたピーナッツのような香りがして来て。ヒネ感も少なくて、このボトルはアタリかな~という、作業をしていても、嬉しい予感なのです。
このボトル、良い予感がしたのは、もう1つ理由があって。澱も少なかったこと。やはり結果として澱がないボトルの方が美味しい場合が多いです。
あと、40~50年以上も前のボトルなのに、状態が非常に良いです。ラベルの状態は、そのまま酒屋さんの店頭やバーに置かれていても、何の違和感もない綺麗な状態なのです。
美味しいボトルは、大切に保管されてきたことなどが大きな要素なのかもしれません。
さて、お味の特徴を今日は細かくお伝えします。過去コルクキャップを含めて、かなりジョニーウォーカーのオールドボトルを飲んで来た私としては、こだわってお伝えしたいと思います。
- 開封から10日くらいまでは多少後味にエグミがのこります。次第に和らいでいきます
- 飲み頃は4~10日くらいから。でも美味しいと2日ともたずに飲んでしまいます
- 炒ったピーナツのような芳ばしい風味
- ブレンデッドウィスキーですが、甘ったるくなく辛口の風味です
- ドライな感じはそれほどしません
- よく感想でコクがあるという言葉を使いますが、ほんとにコクがあります
- 油分が感じられる(オイリー)で、口の中が滑らかになります
- 中華のチンジャオロースー(青椒肉絲)や燻製料理などがおつまみとしてあれば最高jな感じ。こってり系の料理にぴったりな味わいです。
このウィスキーは、美味しいボトルに巡り合う確率が年々少なくなってきている感じがします。なんせ50年以上も前のボトルです。ボトルによっては、私と同じくらい、還暦を迎えている物もあると思います。
開封直後は多少エグミを感じますが、蓋付のグラスで2日がかりでゆっくり飲むのも、味わい方の一つだと思います。
いろいろなウィスキーの楽しみ方があると思いますが、アタリボトルに巡り合ったら、ソファにゆったり座りながら、豪華客船でスウィングを飲んでいるお金持ちの気分に浸りながら楽しんでみてはいかがでしょうか?
このボトル、船旅で船が揺れても、倒れないよに、多少の揺れでもスウィングして揺れを吸収できるように設計されています。
最近地震が多いですが、すべてのウィスキーボトルがこのボトルのように、スウィングしながら、揺れに耐えてくれると嬉しいのですが。