ウィスキー名:ティモラスビースティ10年バッチ2
容量、度数:30㎖、46.8%
販売者:Shot Bar Online HITOKUTI WHISKY
今日は現行ボトルの「ティモラスビースティ10年バッチ2」をご紹介いたします。Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYさんの量り売りです。
Shot Bar Online HITOKUTI WHISKYのホームページより
『ダグラスレインによるブレンデッド"モルト"ウイスキー。スコットランド・ハイランド地方に位置するウイスキー蒸留所のモルトウイスキー原酒のみを用いてブレンドしている。』
では、実際に飲んでみましょう~
<色合い>
- 朝日の輝き、枯芝色
<香り>
- かすかにバニラや若葉の香り
- 多少ツンときます
<味わい>
- 酸味が最初に来て、次に洋梨の風味を感じます
- ピート感はそれほど強くありません
- 予想以上に味わいは豊かで複雑です
- ドライで、少し唇がしびれます。多少強めの度数を感じますね
- 余韻はドライな洋梨などの味わいが、ゆっくり穏やかに残ります
- 少し加水すると、しっかりとした味わいになります。芯の通った酸味と旨みが印象的です
- 加水後の余韻は、酸味の利いた甘みがしっかりと残ります
このボトルもネズミのラベルが気になっていて、いつかは飲んでみたいと思っていたボトルです。
最初はスカリーワグのような甘くてまろやかな風味を想像していましたが、実際飲んで見ると切れ味鋭くピート感よりも、洋梨のような酸味が印象的なウイスキーでした。
ブレンデッドモルトということですから、グレーンウィスキーは入っていないため、お値段もシングルモルト並みで、6,000円ちょっとはするようです。
それでも、ハイランド地方のブレアアソール、ダルモア、グレンゴイン、グレンギリーなどを中心とした実力派の蒸溜所のモルトがブレンドされていますから、美味しいのにも納得がいきます。
ウイスキーのネイミングは、スコットランドの国民的詩人・ロバートバーンズ作の詩「二十日鼠へ」に登場する臆病な生き物にちなんだもので、「ティモラス ビースティ(かよわきケモノ)」という意味だそうです。
私は、ピーティーと勘違いして、ピート感がないとか、コメントしてしまいましたが、調べないと怖いですね。
ダグラスレイン社のこの手のラベルは「リージョナルモルトシリーズ」と呼ばれています。
その中でもこのボトルは、バランスが良いと高く評価されているそうです。
このボトルはバッチ2になりますが、近いうちにバッチ1も是非とも飲んでみたいと思っています。