今日は、恐らく前回とそれほど年代の違わないグレンフィディックピュアモルトについて見ていきたいと思います。取り上げるのは、40%、350㎖のボトルです。
この年代のグレンフィディックピュアモルトは、比較的多くオークションでも出品されていて、2,000~3,000円で落札することができます。はずれも少なく、たまにキャップ臭がこもってしまっているボトルもありますが、過去10本くらい落札したものには、飲めないものはありませんでした。
今回の350㎖のグレンフィディックは、爽やかで喉越しもキレがあり、ストレードで飲んでも加水しても、ロックでも水割りでもオールマイティに楽しめる感じです。
以前取り上げた、こちらのボトルは750㎖の43%です。最初のうちは大きな違いが感じられませんでしたが、意外にも、43%の方がまろやかな口当たりと風味を感じます。飲み進むにつれて、フルーティーな香りは43%の方が増すばかりです。
度数は少し高いのに何でなんでしょうか?最近のボトルは多くが40%で750㎖のから700㎖になっていると思います。味が変わらなければ問題がないのですが、中には少しずつ風味が落ちている銘柄もあると思います。
グレンフィディックの恐らく90年代から2000年中期くらいまでのボトルは、安定した味で、買い得感もあり個人的にはおすすめです。でも、同じ買うなら750㎖で43%のものの方が美味しい気がします。
話は変わりますが、兄弟分のバルヴェニーを、たまにグレンフィディックで割って飲んだりしています。軽やかでありながらウィスキーのうま味も感じられ、おススメの飲み方だと思います。