購入年月日:2014年頃
購入場所:ヤフオクストア シンエイ?
購入価格:2,000円前後
購入状態:反物、状態は優良
素材:正絹
今日は、すてきな古い結城紬の染の反物をご紹介いたします。
以前取り上げた重要無形文化材の結城紬と変わらない風合いのお品だと思います。
uribouwataru.com
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風合い的には、上の写真の結城紬とほとんど変わらない感じがしますが、デザイン的には少しシンプルな感じになっています。
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それでは、詳しく状態を見ていきたいと思います。
(地色・状態)
地色は生なりです。状態はとても良いです。
(風合い)
真綿紬のようにとても柔らか且、しなやかです。
(用途)
しっかりした生地です。様々なものに加工できると思います。
この生地(反物)は、リンクでご紹介したこの記事の一番最初に掲載した写真の結城紬と、ほぼ同じ時期に購入したものと思われます。
かなり古いものだと思います。昭和中期の頃か、あるいはそれ以前かもしれませんね。
細かい模様の着物生地は、着物にしたときに遠目にはその柄はあまり目立ちません。
外出よりは、室内で着る機会の方が多い気がしますが、実際どうだったかは分かりません。
でもそれを良しとするような気品のある女性の方が、好んで着られていたのであれば、内心素敵だな、と思ったりします。
この記事に掲載した結城紬は、ベースは生成りで染の生地になります。とても柔らかな重要無形文化財の結城紬に匹敵する風合いです。
恐らく石下地方で織られたものではないかと思います。このような生地を入手できるから、着物生地集めは止められなくなるのです。
このブログのテーマの1つに、ウイスキーと着物生地は、古いものを集めることも念頭にあります。
集めようと思えば、かなり古いものも集められ、ウイスキーではロイヤルサルート21年の特級表示のボトルが1960年から1980年代位のものが多いのです。
今回ご紹介したような反物も織られた時期は、同じような時期ではないかと思います。
私のような昭和の亡霊が集めるには、丁度よいかもと思います。
ウイスキーにしても着物生地にしても、開栓したり反物を裁断して小物を作るのは、それなりの勇気が要ります。本当に私ごときは手を加えても良いのかと。
でも、還暦を過ぎるとそのような事が少しずつ許されても良いのではないかと思えるようになりました。
許されるからには、この記事を読まれた方(特に若い方々)に、私のように古いものにも興味を持っていただくキッカケになっていただけたら、という思いがあります。
上手く素敵な生地や古いウイスキーの魅力を伝えられているかはあまり自信はありません。
でも、このブログ、『紬とウィスキー』の隠れたテーマとして、密かに思うところであるのです。
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