購入年月日:2014年12月5日
購入場所:ヤフオクストア シンエイ
購入価格:4,000円(送料別途)
購入状態:反物、状態は優良
素材:正絹
今日は、以前取り上げた重要無形文化材の結城紬と変わらない風合いの反物を再度ご紹介したいと思います。
記憶は定かではありませんが、この几帳に花更紗をあしらった結城紬の反物は2本は最低でもオークションで落札した記憶があります。
一本は枕カバーを作ったり、巾着を作ったりしましたが、残りの生地は、実家に持って行ったような覚えがあります。
きっと押入れの片隅にでも埋もれているのではないでしょうか。
右側に映っている反物も、ほぼ同じ時期に落札した結城紬の生成りベースの生地です。後日ご紹介いたします。
それでは、詳しく状態を見ていきたいと思います。
(地色・状態)
地色は生なりです。状態はとても良いです。
(風合い)
真綿紬のようにとても柔らかでかつ、しなやかです。
(用途)
しっかりした生地です。様々なものに加工できると思います。
この生地(反物)は、冒頭のリンクくのとおり、このブログを始めた当初ご紹介しています。
かなり古いものだと思いますが、今では手に入れることが難しい生地の1つになっていると思います。
本場の結城紬で、石下地方のものではないと、『結』マークの付いた証紙の物は、何十万もする高級品になります。
この反物は、そこまで高価なものではなかったと思いますが、風合いはそのような高級品に引けをとあらないくらい、ふわっとした柔らかな風合いの生地になります。
今日は沢山の写真をミラーレス一眼で撮影しました。じっくり生地の写真をご覧いただくことが、私のつまらい説明よりも一番いいことではないかと思います。
昭和の結城紬が元気だった頃の息吹が伝わってくるような気がします。