今日は、スリランカのココナッツで作ったアラックとうお酒です。初めて飲むお酒ですが、ずいぶん以前にオークションでウィスキーのセット買いをしたときに、一緒についてきたものです。
容量は、750㎖ですが、度数は36.8%です。素数が低いと、腐敗している可能性があるのではないかと思いましたが、その心配は杞憂でした。
アラックは、ココナッツの実から造るのだと思っていたのですが、どうやら違うみたいです。このアラックを取り扱っている会社のホームページ、アーユールプラス社が見つかりましたので、そこから引用します。https://ayurplus.co.jp/arrack.html
Feature ココナッツアラックの特徴
01ココナッツからできるお酒
ココナッツアラックとはヤシの花房を切断し、採取した樹液を発酵させ蒸留したものです。昔も今も変わらず人がココナッツの木に登り、木からまた木へと樹液を集めていきます。
02発酵・蒸留・貯蔵
アラックはウイスキーの製造方法と似ています。どちらも発酵させ香味成分を作り、次に蒸留、そして貯蔵。アラックの奥深い味わいはハルミラ木樽の貯蔵で生まれます。
03受け継がれてきた職人の情熱と技
近代化が進む中でも、ブレンドだけは長年の技術を引き継いだブレンダーが行っています。ココナッツの水分量や熟成の度合い、樽の息遣いや香りまでも全神経を注ぎ状態をチェックします。おいしいアラックは職人の技なしでは完成しません。
ということで、個人的にはウィスキーと製法が似ているというところにシンパシーを感じてしまいます。
パッと見、ウィスキーのような綺麗な琥珀色です。香りは爽やかな乳酸菌飲料というかちょっとすっぱい系の飲み物の香りです。ココナッツの実かから造っていないから、白い色ではないしろ、ウィスキーのような色合いになるのは、樽貯蔵のたまものだと思います。
匂いも味もバーボンほど癖はないと思いますが、ヤシの木の花房を切り落とした切り口から出る樹液を集めて発酵・蒸留させると、こんな匂いや味になるかと・・・
飲み進むにつけ、次第に受け入れやすくなっていきます。なんか、体に良さそうな成分が入っていて、ハーブっぽい味わいを醸し出しているような・・・不思議な味わいです。エキセントリックな魅力です。数千円で買えるお酒ですから、高吸酒というわけではないと思いますが、スリランカでは日常的に飲まれている国民酒なのかもしれません。
ハイボールにして飲んだり、ロックで飲んでもイケるかもしれません。次第に酔いが回るとこのお酒の匂いや味が心地よく感じます。特に鼻孔に残る香りがとても心地よいのです。ラム酒は度数が結構高かったりしますが、アラックは40%ありません。味わいも優しい感じです。世界にはまだまだ私が知らないお酒がたくさんあるのだということ痛感いたしました。
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