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<本文>
ウィスキー名:シングルモルト江井ヶ嶋栗カスク
容量、度数:30㎖、63%
販売者:リカーライブラリー
今日は「シングルモルト江井ヶ嶋栗カスク」をご紹介いたします。リカーライブラリーさんの量り売りです。
リカーライブラリーさんのホームページより
【蒸溜所について】
1679年より酒造りを行い、1888年には株式会社となり日本酒や焼酎、ワイン、ウイスキーなど様々なお酒を製造している総合酒類メーカーの江井ヶ嶋酒造。
大正8年から地ウイスキーのホワイトオークを製造しており、現在でもその名前でウイスキーをリリースしています。
以前は日本酒などの製造が終わった閑散期にウイスキーを製造していましたが、現在では通年で製造しており定番のバーボン樽やシェリー樽をはじめテキーラやラムなど様々な樽で熟成したウイスキーをリリースしています。
さて、リカーライブラリーさんから送られてきたボトル。ほんとうにお洒落なミニボトルに入っていて、開封もらくちんです。
量り売りの場合、ボトルによっては、かなり開栓するのに力が要る場合もあるので、これはとてもありたいです。女性も安心して注文できると思います。
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- きれいな琥珀色
<香り>
- 甘いハッカ。鼻孔をくすぐります
- 次第にフルーツ牛乳の香り
<味わい>
- 少しいがらっぽい喉にまとわりつく感じ
- 次第に甘くコクのある味わい
- 多少酸味とドライな味わいのなかに、複雑なまさに茹でた、おいしい栗のようなこってりした味わい
- 余韻としては、バーボン系のウイスキーの味わい
- 少し加水すると、飲みやすくなります。クリスピーなかろやかな味わいが引き立ちます
- 加水後の余韻は、仄かな甘みと麦の味わいが静かに残ります
製造元のオンラインショップの解説では、
『国産の栗材を使用した新樽で3年間貯蔵しました。かねてから日本では、栗材は頑丈で耐久性も良いことから、世界遺産の合掌造りや家材、家具など多くのものに使用されていますが、ウイスキーの貯蔵樽としての利用は日本であまり聞いたことがない、弊社としても新しい試みとなっています。』
なかなか珍しい取り組みのようです。栗の木は、囲碁では碁石を入れる碁笥の材料にもなっていて、私も少し持っています。
高級材という訳ではなく、日本中どこでも手に入る材質ですが、ウイスキーの貯蔵に向くかは、3年の貯蔵では答えは出ないと思います。
膨らみのある複雑なコクは、プラス効果ですが、わずか3年でかなりエグミも出ています。この栗の樽だけで、ウイスキーとして3年以降も仕上げるのは厳しい気もします。
どのように他の木材の樽と組み合わせるか。あるいはブレンデッドウイスキーとしてグレーンウイスキーとブレンドするなど、さらに試行錯誤をしながら、味わいを研究してく必要があると思います。
チャレンジとしては悪くないと思いますが、このウイスキーのエグミを思うと、5年後、10年後はこののまでは厳しいような気もします。
このチャレンジをさらにどう生かすか。この蒸留所の力が試される気がします。
【公式テイスティングノートより抜粋】
(リカーライブラリーホームページより)
<香り>
甘くエステリー
<味わい>
ほどよいボディ感、際立つ甘さに栗の渋味