愛知クラフトウイスキーKIYOSU樫樽5年貯蔵~蒸留年別飲み比べ~

以前、愛知クラフトウイスキーKIYOSU樫樽5年貯蔵の2013年~2014年蒸留のボトルをご紹介いたしました。

今日は、それ以外の蒸留年のボトルも入手していますので、飲み比べをしてみたいと思います。

uribouwataru.com

こうやって並べてみると、みんな同じボトルに見えますが、ラベルが微妙に違っていたりして、見分けるのは一苦労です。

味わいもラベルの違いと同じように、飲み比べてみると微妙に違っていて、蒸留年度ごとに違いがることが判ります。


 <2013年~2014年蒸留>

初期のKIYOSU5年ものです。ラベルには、樫樽5年貯蔵の文字の下に、『Japanese craft whisky』の文字が金色で印刷されています。

このウイスキーは、オークションで何本かのセット販売で落札したもので、正直2013年ものか2014年ものか、正直分かりません。

それで、2013年~2014年蒸留という表記にしました。まあ、初期の頃のボトルと言うようなイメージでとらえていただければと思います。

なお、メーカーのホームページに行っても、この年度以前のボトルは現在販売されていないので、オークション等で落札しない限り、手に入らないと思います。飲んで見ると、木の樽の風味、バーボダンルで熟成したような味わいがかなり特徴的ですね。

なお、ネットで注文する場合、ホームページからだと2018年蒸留以外見つけづらくなっているので、2017年以前蒸留の物を買いたい場合は、以下のリンクからお買い求めいただくと便利ですよ。⇩

onikoroshi-online.jp

  

<2015年蒸留>

2015年蒸留のKIYOSU5年です。ラベルには、引き続き樫樽5年貯蔵の文字の下に、『Japanese craft whisky』の文字が金色で印刷されています。

一番5本の中ではスッキリ感がありますね。フルーティー感も結構良い感じです。

<2016年蒸留>

2016年蒸留のKIYOSU5年です。ラベルに印刷されていた『Japanese craft whisky』の文字は消え、『ジャパニーズウイスキー』と印刷されています。

メーカーの解説では『モルト原酒の一部をスコッチ樽で後熟することでバニラのような甘い香りに複雑で厚いボディ感を与えました。』との記載があります。

私的には多少渋みを感じますが、どっしりとした味わいを感じます。

 

<2017年蒸留>

2017年蒸留のKIYOSU5年です。ラベルには2016年同様、『ジャパニーズウイスキー』と印刷されています。

裏のラベルには右下に小さく、2017と記載があります。5本の中では少し尖った味わいですね。

気の樽の風味が、少しエキセントリック(不思議な魅力)な味わいに感じます。

 

<2018年蒸留>

2018年蒸留のKIYOSU5年です。ラベルには2017年同様、『ジャパニーズウイスキー』と印刷されています。裏のラベルにはしっかりと2018年蒸留と英語で記載があります。

5本の中では抜群のバランス感があります。おとなしめの味わいですが、飲むほどに旨さを感じてきます。

 

全部一回に飲んで見ると、2013~2014年は日本酒の樽酒のような樽感を感じて、一番美味しく思います。好き嫌いは人によってあると思いますが、私は好きですね。

次が2015年の余韻の厚さとフルーティーな味わいが個人的には高評価です。これ以前のボトルは終売になっているので、現行販売している中ではイチオシかもですね。

2016年は、後熟させたスコッチの樽がスペイサイド系なのか、クリーミーな余韻が素敵だと思います。

2017年は徐々に慣れてくると、個性的な樽感はフェードアウトしてきて、このウイスキー本来の旨さを感じられるようになります。

ヨモギと言うか、シーバスリーガルのテキーラカスクのような、若干ボタニカルな風味を感じます。

2018年は多少ボタニカル(ヨモギ)な樽感を瞬間的に感じましたが、総じてバランス感勝負といったところが良いですね。

5本の飲み比べだと、だんだん酔いが回ってきて最後は混とんとしたコメントになりますがご容赦を。

最終評価としては、一番最初の2013~2014年の木の樽の風味が個人的にはイチオシかなと思いました。現行売り止めで、販売されていないのが残念ですね。

どれも3,300円(税込:500㎖)ですが、コスパは良く、個人的にはどれも美味しくいただけたと思います。

最後にシングルモルトの清洲5年も入手しましたので、後日飲んだ感想をお伝えしたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

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