今日は豊田市のバー、ロンケーナさんでいただいたノッカンドゥです。1977年と1979年の2本をいただきました。
最初に頂いたのは、1979年です。このウィスキーは、何年ものという生産方式を取らずに、熟成の完了したものから順次出荷する方式を取っているようです。今回2本の年代表示のあるボトルをいただきましたが、微妙な差はありますが、総じて大きな差は感じられません。おそらくそのような方式を取っているため、味の変化は、ゆっくりとしたものになっているような気がします。
軽やかでありながら、ふくらみも同時にあるフルーティーな味わいです。アイラのウィスキーの対局をなす味わいだと思います。それでいてドライな味わいでもあります。
次に飲んだのが、1977年です。ノッカンドゥは、ブレンデッドウィスキーのJ&Bの原酒になてっていることで有名ですが、マイルドでコクのある甘い味わいは特にJ&Bの70年代のボトルを髣髴させます。このブログでも取り扱った、一番古いボトルに近い感じです。
uribouwataru.com
このような珍しいボトルは、バー飲みならではの体験だと思います。個人ではなかなか収集は難しい気がします。少しずつ、いろいろなノッカンドゥを味わいながらこの蒸留所の多くのキャラクターを味わっていければ面白いと思っています。ロンケーナさんで、貴重な経験をすることが出来たと思います。
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