最近はいろいろな事が起こりますが、その中でもお酒を楽しむことだけは辞めないようにしています。
でも、体が弱っている時には、ウイスキーはこたえます。やはりもう少し飲みやすいお酒がいいですね。
先日も、トイレに入っていたら、窓から在宅看護の方の車が到着したのを見て、慌てて階段を下りたら足を踏み外し転倒。
みっともない姿をさらしてしまいました。幸い腰や背中の打撲だけで頭などは強く打たなかったのは幸いでした。
私も若くないのですから、気を付けないといけないですね。
さて、お酒の話に戻します。このような体調の時には、ストレートでも飲みやすいブランデーを飲むようにしています。
奥さんや両親の件で、夕方くらいまではいつ車を運転するのかわからないので、寝る前にしか安心して飲めませんが、それでも深い眠りにいざなってくれるお酒はありがたい存在です。
さて、ここにある2本のブランデー、フランスの国内で結構愛飲されている、オタールという銘柄です。
私は普段日本に結構入って来ているカミュとか、オタールくらいしか飲まないのですが(安いから)、そこそこ昔は良いお値段でして、ここに掲載した2本のオタールはかなりのお値段のものでした。
最初のフランソワ一世は、世界の銘酒辞典1984・85年版では、なんとお値段30万円。その当時の30万円って今の80万~100万近い価値があったかもしれませんね。
クリスタルの方も、価格は10万円。大卒の初任給くらいの価格ですよね。
中味の方も、クリスタルのボトルは、ランクもXOで、60年近い熟成を経た原酒をブレンドしているとのことです。
フランソワ1世に至っては、フランスのコニャック市の古城、ジャトー・ドュ・コニャック城内で、1世紀近く熟成した原酒も含まれるとのことです。
原酒の一部でしょうが、1世紀って100年ですよね。フランス(大陸)の人間の時間軸って、ちっぽけな島国の日本人には理解できないものがあるのかもしれません。
ちなみに、コルク栓の不調もあったとはいえ、送料込みで高価なコニャックを1万円くらいで購入できたことは僥倖だったのかもしれませんね。
クリスタルのボトルもそのくらいのお値段でした。
それぞれの原酒の色を見ていただくと、最初の写真がフランスソワ1世。濃い色合いが特徴的ですね。
詳細は年末頃にアップすると思いますが、いずれもとっても美味しくいただくことができました。
特にフランソワ1世は、百年の軌跡を感じることが出来たような気がします。
最近、いろいろなことがあってバタバタしますが、このような雄大なスケールのお酒を飲むことによって、少しだけでも私の心が広くなったような気になれています。
これからもブランデー、いろいろ飲んでいこうと思います。
それでは今日はこの辺で失礼いたします。