ウィスキー名:リンドーズ ローランドシングルモルトウイスキー
容量、度数:700㎖、46%
原料:モルト 購入先:ヤフオクストア蔵王リカー
購入金額:3,740円(税込)
送料:1,200円(佐川急便)
※別途、バランタイン18年と同梱対応いただき、実質送料は600円。
今日は「リンドーズ ローランドシングルモルトウイスキー」をご紹介いたします。

先だってBSフジのウィスキベディア(ウイスキー番組)を見ていたら、このウイスキーの蒸留所、リンドーズアビー蒸留所を特集していて、このボトルも紹介されていました。

ウインドーズアビー蒸留所には、古い修道院の跡地に建てられていて、古い文献によると国王に献上するためにウイスキー作りのために修道院に麦を送った記述が残っているようです。
どうやら、イギリス(スコットランド)でのウイスキー発祥の地に蒸留所が建てられているようです。

スペイサイドやアイラのウイスキーに押され気味のローランド地方で、ユニークで素晴らしいウイスキー作りを目指している姿は、とても好感が持てます。
ローランドのウイスキーでは、グレンキンチーやオーヘトッシャンなどはそこそこ飲んだことはありますが、このような新設の蒸留所は初めてだと思います。

番組を見ていて、思わず飲みたくなってオークションで落札したものです。
なお、番組の受け売りですが、リンドーズアビイとは、もともとは水辺の教会という意味で、この蒸留所の敷地に建てらたのは、12世紀。
その後宗教改革で教会はなくなり、現在のオーナーに敷地が買い取られ、蒸留所が建設されることになります。

ラベルが不良ということで、かなり安く落札することができました。

それでは早速飲んでみましょう~
<色合い>
- きれいな朝日色。色の濃い枯れ麦色
- とても優しい色合いですね



<香り>
- 澄んだバニラの香り
- かすかに甘いフルーティーな香りがします
<味わい>
- 酸味のつよいフルーツの味わい
- 飲み口はとても良くクリーミーな味わい
- ドライな味わいで、甘い麦のテイストも
- 飲むほどにまろやかな旨みに満たされていきます
- 余韻も乾いた味わいですが、様々なフルーツの味わいがこ踊りしているようです
- 少し加水すると、酸味は少し弱まり麦の深い味わいが加速します
- 加水後の余韻は乾いたクリーミーな風味が静かに残ります
ローランドならでわの酸味の利いたクリーミーな味わいです。
しかし、複雑なフルーツの味わいは、バーボン、シェリーやワインと言ったいろいろな風味の樽をうまくブレンドしたから得られた味わいのようです。
このボトルが世に出る前は、アクアヴィテというニューメイクのスピリッツを発売していて、神谷バーの電気ブランみたいな感じに思えました。
面白そうな味わいのようで、機会があれば一度飲んでみたいと思います。
ウイスキペディア番組でも最後の方でバーテンダーさんが、カクテルの材料のお酒として使っていましたが、様々な組み合わせが出来そうで、楽しみなお酒ではないかと思います。
なお、今回のシングルモルトウイスキーも、カクテルのベースには十分なると感じています。ソーダ割ベースはもちろん、牛乳などと割っても酸味が利いて、美味しく飲めそうな予感がします。
いろいろ試して、楽しく飲んでみたいウイスキーだと思います。

