ウィスキー名:エドラダワー2009 10年
容量、度数:30㎖、56.2%
原材料:モルト
販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]
今日は「エドラダワー2009 10年」をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。
ビブリーズのホームページより
『モルトヤマ※さんPBのシェリー。味ではなく色が。もう濃厚すぎます。』
※モルトヤマさんのHPより
<公式コメント>
満を持して、モルトヤマが自信を持っておすすめするプラベートボトルは、シェリーバットのシングルカスク、カスクストレングスのエドラダワーです。
かねてから、モルトヤマの店主の太鼓判として、いくつかの商品を取り扱いさせていただきましたが、今回のエドラダワーは、それらに勝るとも劣らない素晴らしい仕上がりです。
昨今、一般流通の商品でのシェリー樽で、なかなかオススメできるものがなく、有ってもごく少量という状況の中で、このボトルとても貴重な存在だと思います。
シェリー樽好きの方は、後悔されないためにも、ぜひ、複数本を購入されておくことを、強く推奨させていただきます。
香り:濃厚なシェリー樽、枝付きレーズン、高カカオチョコレート、深煎のナッツ、マホガニーの家具、コーラ、ナツメヤシ。
味:フルボディ、しっかり濃厚シェリーだが、その割には引っかりは少なくスムース。高カカオチョコレート、レーズン、深煎のナッツ、心地よいシェリー樽由来のタンニンとコク、コーラのスパイス、ナツメヤシ。
私は、自分がテイスティングを終えるまでは、公式のテイスティングを見ないようにしています。
実力もないのですが、自分の感性を信じていますので、公式のテイスティングと乖離があってもまったく気にしません。

<色合い>
- すごく深い赤みを帯びた琥珀色
- 入れすぎたティーパックの紅茶のような色合い
<香り>
- クリーミーな甘い香り
- 次第に清々しいサルビアの蜜の香り
<味わい>
- 酸味の中に深い完熟したバナナや桃の風味
- クリーミーな旨みも感じますが、アルコールが胃の中で暴れる感じがします。加水しないと厳しいですね
- 飲み進むと、シェリーの旨みと少し生臭い風味も出てきます
- 余韻は干しリンゴのような風味が来て、とても好感が持てます
- 2割くらい加水するとスモモのような風味がやって来ます。ドライな甘さもいい感じです。飲み進むといろいろなフルーツの風味が感じられて、とっても美味しいと思いました
- 加水後の余韻はドライですが、酸味のある甘めの味わいがしばらく続きます。加水後は生臭さはあまり感じないですね。
それにしても、テイスティングの感覚って人によって全く違いますね。
モルトヤマさんの公式のテイスティングを見ると、私のテイスティングと全く違うので、人間の感性の違いに驚くとともに、自分のセンスのなさに少しがっかりします。(まったく気にしませんが)
シェリー系の熟成ボトルは、ストレートで飲んだ時の味わいと、加水して飲んだ時の味わいが結構違うので、なんとも言えないのですが・・・その違いも特に触れない公式のテイスティングって、意外と適当なような気もします。
私自身、もっともっとたくさんのウイスキーを飲んで、テイスティングの感覚を磨きたいと思います。
できる限り、この記事を読んだ方の参考になるように修行を積んでいきたいですね。