最近になってコレクションしたクラシック腕時計。オーバーホールも終わり、5つの時計が完全にそろいました。


喜びのあまり、ブログマスコットのウリボウの兄貴が、時計の巻き上げ機に入って遊んでいます。
↓心が和むショート動画です。一度ご覧ください~
キングセイコーとウリボウの兄貴です #watch #10月21日 #omega




どれも50年前以上昔の時計です。3つはオーバーホールしていただきましたが、それでも最低でも1日30秒くらいは遅れますので、数日おきに使う場合は、時間の微調整が必要です。
まあ、60歳を過ぎて、会社も6月末には完全にリタイア。そんな私には、このくらいの精度の時計がちょうどよい気がします。
ウリボウの兄貴に管理を頼んだのは、キングセイコーの腕時計です。少しいかつい風防は、ウリボウの兄貴にぴったりですね。
ウイスキーブログなのに、焼酎が取り上げられると、妙に気合が入る兄貴です。時計のオーバーホールはまだこれからですが、型押しですが、4,000円の牛革ベルトを取り付けました。
風防もメロンパンみたいになっていたものを、かなり時間をかけて磨き上げました。兄貴もきっと喜んでいてくれると思います。
次は、グリに渡したセイコーマチックRです。この時計は、ゼンマイやカレンダーを交換したり、オーバーホールに時間がかかりましたが、かなり元気に動いています。
少しおしゃれな文字盤が、カジュアル感を演出していますね。
特別なお出かけの時にぴったりですね。おしゃれをして身に着けたい時計です。
プリに渡した時計は、グリに渡したのと同じ、セイコーマチックRです。この時計、7,000円と非常に安く落札できたものです。
とってもきれいなのにリューズが不調のためジャンクとしてオークションに出されていたものです。
オーバーホールに1万8千円ほどかかりましたが、現在快調に動いています。
この時計とグリは、世の中から見捨てられそうになった者同士、固い絆で動いてくれると思います。
次が、メソに渡した39石のセイコーマチックです。50年前はこのシリーズの時計は当時の高級品として販売されていたようです。
でも、入手した時は風防も汚れ、時刻表示も遅れが目立っていました。
ひばりが丘の福盛堂さんで、風防交換し、オーバーホールも終わり見事によみがえりました。
ここまできれいになると使っていても気持ちがいいですね。
最後がメソのセイコーマチック39石です。こちらはまだオーバーホールは済んでいませんが、今のところ好調に動いています。
出来れば盤面磨きとオーバーホールをセットで福盛堂さんに依頼したいです。
予算の問題もありしばらくは遅れが目立つようになるまでは、現状で使い続けたいと思います。
全部で5本、ひょっとしたら15万くらい出すと中古の昔のグランドセイコーの中古が買えたかもしれませんが、クラシック時計の種類を把握したり、王冠イルカを発見したりといろいろ寄り道したのも、素敵な出会いに思えます。
メソとベソの時計の裏をみると、その王冠イルカ様が鎮座しており、この姿を見るだけでも活力がわいてきます。寝る前に見ると一日の疲れが癒される気がします。
そう、せっかく5本の腕時計がそろったということで、お祝いの乾杯をしたいと思います。
今回のウイスキーはロイヤルヘリテージ21年。40年ほど前の全盛期は5万円で売られていたボトルです。
グラスに注ぐとあたりが甘く澄んだ香りで満ちてきます。深みのある複雑な味わいは疲れを癒してくれます。
いいことがあったときは、このボトルに限ります。とっても美味しいです。
最近は5千円くらいの相場ですが、そろそろ空になりそうですので、オークションで見かけたら一本調達しておこうと思います。
今日はここまでお付き合いいただきありがとうございました。