貴州省茅台集団 白金酒とは?

【はじめに】

今日は先日オークションで12本セットで落札したお酒の中に入っていた中国酒についてご紹介いたします。

そもそも貴州省茅台集団って何? 白金酒ってどんなお酒?判らないことずくめです。

中国のお酒って、紹興酒が個人的には一番知っているお酒ですが、日本でもいろいろなお酒があるのですがから、広大な大陸の中国にお酒の種類がない訳はないですよね。

あらためて、自分の無知に直面するとともに、少しずつ調べることにしました。

【茅台(マオタイ)とは?】

中国の蒸留酒、白酒(パイチュウ、バイジュウ)の一つで、高粱(カオリャン、蜀黍、モロコシ)を主な原料とする蒸留酒になります。

その中でも、茅台酒(マオタイ)は、中華人民共和国貴州省特産の格別な白酒になるそうです。

【貴州省茅台集団 白金酒とは?】

貴州省茅台集団は1998年設立された国有企業で、拠点は貴州遵義市茅台鎮にあります。

その貴州省茅台集団の看板商品の1つが、白金酒という白酒なのです。

【お酒の中での位置づけ】

茅台(マオタイ)が白酒(パイチュウ、バイジュウ)の一種ということは解りましたが、そもそもお酒の中ではどのような位置づけかというと・・・

そもそもお酒には醸造酒(ビール・ワイン・日本酒)と、ウイスキーやブレンデーのような蒸留酒に分かれます。

私たちに馴染みのある紹興酒は、ビールなどの醸造酒の仲間に入ります。そして今回話題にしている白酒は、蒸留酒に分類されます。

【白酒は世界3大蒸留酒の1つ】

しかも一説には世界で最も消費量の多い蒸留酒でもあると言われていて、世界3大蒸留酒の1つとしても知られています。中国では北京などの北の地方では白酒が多く飲まれ、南方の地域では紹興酒が多く飲まれているとも言われています。

まあ、いろいろなものを調べまわって要約したので、間違っているとこもあるかもしれませんが、概要は以上です。

【おもてなしのお酒】

なお、中国では白酒はお客様をおもてなしする時に出すお酒という位置づけで、過去には、1972年に日中国交正常化式典の宴席で、時の田中角栄首相と周恩来総理が白酒(茅台酒)で乾杯したことも有名です。

baijiu.jp

【飲んだ感想】

最初に色合いですが、無色で非常にきれいな透明感があるお酒です。

次に香りは、お味噌工場を見学した時の大豆を煮るような匂いを最初に感じましたが、高粱がベースの穀物系の香りなのだと思いました。

馴染みのない人には最初の印象は戸惑うかもしれませんが、なれると次第にライチのような爽やかな香りに変化していきます。

50度以上あるお酒ですが、現地ではストレートで飲むことが多いようです。

日本ではハイボールが好まれる傾向があるようですが、かなり強いお酒ですから、炭酸で割ってハイボールで飲むのも良いかもしれません。かなり炭酸を入れましたが、それでも強く感じました。

味わいは、多少薬っぽくもありますが、コクがあり、なれれば病みつきになりそうな気配を感じました。酸味もあり、深い味わいだと思います。

今度中国の方と懇親会がありますので、白酒の種類や楽しみ方について詳しくお伺いしてみたいと思います。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

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