ウィスキー名:ハイランドパーク2010 11年
容量、度数:30㎖、65.2%
原材料:モルト
販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]
今日は「ハイランドパーク2010 11年」をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。
ビブリーズさんのホームページより
『モダンモルトウイスキーマーケット、2023限定リリース。』
【テイスティングコメント】
柑橘系のピール、シナモンとクローブ、デメララシュガー、バニラにヘザーピートのスモークの香り。洋梨の甘い香りにスパイスの余韻
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- 赤みを帯びた琥珀色
<香り>
- 最初はフレッシュで少し樽感
- 次第に甘く鼻孔をくすぐる香り
<味わい>
- 刺すような味わい。酸味とともに舌先がマヒ
- 乾いた味わい
- 正直、加水しないと味が良く分かりません
- 2割加水でも下の奥がじんじんします。正直アルコール感がかなり口の中一杯に残っています
- 硬水のウイスキー特有の生臭さ。軟水の加水は失敗かもしれません
- さらに5割程度まで加水すると、酸味と優しいクリーミーな味わいを感じるようになります
- ドライな中にモルトのしっかりしたじわいを感じます。スパイシーな味わいも顔を出します
- 5割加水後の余韻もまだ舌先がピリリと反応しているような気がします。しばらく待つとまろやかでクリーミーな味わいをゆっくり感じることができます
- それでも、かなりドライな味わいが最後に残ります
62.5%の度数は、かなり強烈なインパクトがあります。半分以上薄めないと、味わいをしっかり感じることは難しいと思います。
ハイランドパークはグレンモーレンジ同様、硬水の仕込み水で作るウイスキーなので、軟水の水の加水は避けた方が良いと思います。
場合によっては、生臭い味わいになる可能性があります。
それにしても、ウイスキーと同量加水(トゥワイスアップ)して10分くらい経つと、ようやく飲みやすくなってきた感じがします。
香りも開き、クリーミーで全く別の飲み物のようです。
今回は、量り売りで30㎖しか飲んでいませんが、かなり奥が深い味わいのモルトウィスキーだと思います。
資金が許せばボトルを買って、じっくり味わいたいウィスキーだと思います。※
※限定300本くらいの生産のため、オークションなどでしか入手できない可能性があります。