ウィスキー名:ブルックラディMPカスク サーティファイドバー ボトリング 2.0 2010 11年
容量、度数:30㎖、 60.8%
原材料:モルト
販売者:B.BREEZE[ビーブリーズ]
今日は「ブルックラディMPカスク サーティファイドバー ボトリング 2.0 2010 11年」をご紹介いたします。ビーブリーズさんの量り売りです。
ブルックラディ マイクロ・プロヴェナンスシリーズ シングルカスク カスクエボリューション サーティファイバー ボトリング 2.0。
2010年蒸留、11年熟成。
ヴァージン・フレンチオーク(2ndフィル)
⇧ビブリーズさんのホームページより
では実際に飲んで行きましょう~
<色合い>
- やや薄い琥珀色
<香り>
- フレッシュなバニラ、微かに甘い香り
- 酸味も感じられる香りです
<味わい>
- 甘みと酸味の旨味が良くマッチしています
- 60.8%とかなり高めの度数です。クリーミーな旨味を感じた途端、強烈な強さを感じます。喉ヒリヒリ
- 余韻は、クリーミーな味わいが爽やかな酸味と甘みと共にしばらく残ります
- 加水すると、隠れていたピート感と複雑な味わいが顔を出します。ウイスキーと同量の加水が一番飲み味が良い気がします
- 加水後の余韻は、マイルドな甘みと、こんがりした麦の風味が穏やかに残ります
ボトルの写真を見るとあんず酒のような色合いで、酸味が高いのではないかと思うくらい、美味しそうな色合いに見えます。
現に酸味もあり、複雑な味わいを感じることが出来てとても美味しいのですが、流石に60.8%の度数は強烈ですね。
半分くらい加水して飲んで丁度良いと思います。確かに原酒の味わいはストレート飲むのが一番ですが、このウイスキーは最初の一口、二口で十分だと思います。それ以上飲むと喉が焼けてしまいます。
度数が強いからという訳ではないでしょうが、加水後の味わいも、加水する度ごとに別の複雑な風味が出てきて、楽しかったですね。
希釈の度合いは個人の好みで良いと思います。かなり薄めても、腰が砕けない上質なモルトだと思います。
問題は、お値段です。日本国内ブルックラディサーティファイドバー専用限定ボトルということで、限定品になっているので、当初の卸値は13,000円くらいだったのでしょうが、流通では2万円以上しているようです。
甘口ワイン樽で熟成させたシングルカスクウイスキーとのことで、未知の部分も多いモルトですが、潜在的なキャパシティをすごく感じる逸品ではないかと思います。
正直、ブルックラディサーティファイドバーはよくわからないのですが、バーで飲める機会があれば、一度お試しいただくのもありかと思います。